【友人が撮影した我が家のヒマワリ。特技者は尊敬に価する。】
人口20, 000人足らずの我が町の文化会館大ホールで
9月12日(土)小椋佳さんの公演が開催された。
タイトルは、小椋佳「歌談の会」。
主催者は、3年前から彼の事務所に
この田舎へ彼を招聘するため、ラブコールを送り続け
それがやっと実現したのだそうである。
もちろん、チケットは発売後一週間で完売となった。
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「歌談の会」とは?
1998年から毎年日本全国の市町村100カ所程度で
実施している、小椋佳さんが心に浮かぶ話を
普段着の姿勢でゆったりと語り、
気の向いた曲を歌いつづる
ソング(歌)&トーク(談)ショー、である。
銀行生活を終え、それから50過ぎて2度目の
学生生活も終え全国の市町村で開催するステージ。
それが『歌談の会』である。
彼の世界をより身近に感じられるライブなのだ。
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タイトルは歌談の会だが、会場ごとでテーマが異なる。
我が町でのテーマは「歌綴り『ママは変だ』。」であった。
私の青年期に、私に多大な影響を与えた彼の歌声。
懐かしさはもちろんだが、
現在の彼の生き様が直に伝わり、共感することが多い。
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長い間知らなかったが「少しは私に愛をください」は
恋の歌ではなく、銀行マンとして、組織の中で自分を
見失いそうな思いに囚われた不安を歌った歌だそうだ。
銀行マンの彼が、歌を作り歌い始め、プロとなり
作詞家・作曲家として、様々な歌い手に提供。
ミュージカルや琵琶。自身のCD制作に
コンサート活動。私には羨ましいが
彼の人生にも山があり谷があることは間違いない。
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未来を担う子供達の感受性、組織に帰属し続けながら
自己確認をすることがもはや難しくなった若者達への
応援歌の数々。
若者たちにこそ聴いてもらいたいライブであった。
盛りだくさんのライブは「あっ♪」と言う間に
2時間が経過して、終演だ。優等生のライブである。
優等生というのは、生来の明晰な頭脳と
自分と闘うことを惜しまぬ努力をする人なのだと、
素直に感動してしまった私なのである。
ちなみに、我が町での演奏曲目リストである。↓
①しおさいの詩⇒いわずと知れたデビュー曲
②さらば青春⇒私がフォークを始めた要因の一曲
③少しは私に愛を下さい
④シクラメンのかほり
⑤恋語り⇒自分の父親のことを歌った曲
⑥甘いオムレツ⇒自分の母親のことを歌った名曲
⑦モク拾いは海へ
⑧夜の帳
⑨歌綴り「ママは変だ」⇒今回のライブのテーマだ。
メンバー全員でセリフと歌でつなぐひとつのストーリー。
ハンカチで目頭を押える人が続出した。
⑩流されはしなかった
EC1.美しい暮らし
EC3.祭り創り
EC4.サヨナラ⇒ステージは夜空の星の世界という演出。
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和歌山県白浜町日置の国道42号線沿いにある志原海岸は
"道の駅"のすぐそばにあり 白崎海岸や荒船海岸と並び
称される和歌山県の代表的な海岸景勝地である。
↑上の写真は朝の干潮時の志原千畳敷の一部。
そして下↓の写真は夕刻の満潮時の志原千畳敷である。
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そして、その志原海岸の向って左側には下の写真の通り
まるで海を行く船を見守るように熊の顔をした岩山がある。
誰が名づけたのかは知らないが、この岩山を
「ベアーズ・ロック」。と言う。
あまりのロケーションの良さに、ここを観光スポットに
提案し「ベアーズ・ロック」と命名したのは、
地元の方ではなく、何と兵庫県のY.I.氏という方だ。
「リヴァージュ・スパひきがわ」を訪れると必ず私達は
「ベアーズ・ロック」をバックに記念写真を撮るのである。
私達のこれからの人生航路を
「ずっと見守っておくれ」という願いを込めて。↓
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初秋だというのに、さすがに南紀だ。
「リヴァージュ・スパひきがわ」の周りはハイビスカスの花盛り。
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そして渚の湯。「日置川温泉 渚の湯」の源泉は
「リヴァージュ・スパひきがわ」の敷地内にある。
地下1,500mより毎分195?で湧出しており
源泉の温度は38℃~32℃。
アルカリ性単純温泉(pH値10.3)のつるつるした感触だ。
美白、疲労回復、明日への意欲が湧き出るのだ。
だから、源泉湯は長時間の入浴が可能で
体の芯から健康になるのを体感できるのであります。
この言葉に嘘、偽りはありません。健康になると
肌で感じたからこそ、ここのリピーターになったのですから。
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【9月末までは、涼風会席がお薦め。そして10月からは、、、。】
※10月からは、食事も新、そして裏メニューが用意されるらしい。
今回12回目。⇒をクリックしてください。「11回目のリヴァージュ」
※しかし、自分でも足しげく通うことに驚く。個人的見解だが、
紀州、和歌山の隠れスポットNO.1だと思うからである。
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【志原にベアーズ・ロックと渚の湯。リヴァージュ・スパひきがわ。】
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【真っ青な平核無柿にビニール袋。白いのは固形アルコール。】
紀の川。奈良県では吉野川、和歌山県では紀の川と呼ばれる。
ご存じかも知れないが「紀の川」流域は柿の大生産地でもある。
今は平核無柿の早生種である、中谷。もうすぐ刀根早生柿の
収穫、出荷が始まるのである。
これらは、炭酸ガスによるCTSD(恒温・迅速)法により
脱渋し、選果、箱詰め、市場に出荷するのだ。
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しかし、最近「紀の川柿」の生産も増えている。
「紀の川柿」という柿の品種は無い。
9月「〝ひらたねなし〟という渋柿の一種」に
白い固形アルコールを入れたビニールの袋を
一果実に一つずつかぶせるのである。作業は3段階。
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①9月、平核無柿の果実一つ一つに固形アルコールを入れた
ビ二ール袋を被せ枝に密封するようにくくりつける。
※固形アルコールは角砂糖の様な形だ。
②48時間この状態にしておく。つまり2日後、
ビニール袋の下半分を切り取る。
《ちなみにこの作業を、我が家ではスカートにすると言う。》
③これを10月まで樹上で成らして収穫する。
これを「紀の川柿」と言うのだ。
要するに樹に成らせておいて完熟になるのを待つのだ。
ビニールはそのまま。その様はまるで柿畑にビニール風船だ。
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この作業により、柿は糖度が高く、さくさくした食感になり
紅が濃くなるのである。
ゴマはタンニンが水分に溶けないように固まる。
誰が名づけたのか、この柿が「紀の川柿」なのである。
この「紀の川柿」は10月下旬ごろからの出荷なのだ。
そうなんです。「紀の川柿」の栽培方法は大変なのである。
普通の柿栽培も大変なのに、樹になっている状態で一つずつ
ビニールをかけ、しかもアルコールで渋抜きするのだから。
でも『紀の川柿』は美味しい。なにしろ「完熟」である。
まとめてみると、「紀の川柿」の特色は3点である。
(1)糖度が高く、甘い。
(2)樹上で長い間、熟させるので紅が濃くなる。
(3)果肉は甘さの保証となる黒砂糖をふったようになる。
昨年から我が家では数年ぶりに「紀の川柿」に挑戦している。
3,000袋に固形アルコールを入れる作業。これも大変。
二男の夜なべの仕事である。
昨年は久々なのでとりあえず1,000袋、今年は3,000袋だ。
昨年は贈答品が主だったが
今年は出荷も考えているのである。
この辺りでは1万個生産が常識。
我が家は、まだまだ程遠いのであるが、、、。
身の丈にあった生産。
欲を出しては、だめだよね!!。
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【↑昨年の「紀の川柿」。今年も上手く完熟して欲しいものだ。】