【菜の花、まるでマッキーがカヴァーして歌っている「朧月夜」だ。】
3年振りのマッキー《槇原敬之さん》のコンサートに行った。
時の流れは早く『LIVE IN DOWNTOWN』から3年も経過した。
初めて彼のコンサートへ行ったのは、長男が中学生の時。
もう16年も前のことだ。
その後、私は病気になり、彼のCD(詞の数々)で
命を救われ、今を生きている。それで、
彼のファンクラブに入り、コンサートは行き続けているのだ。
娘とも行ったし、学生生活を終え下宿先から
就職先に向う長男と、コンサート日が一緒だったので
コンサート会場で待ち合わせ、行ったこともある。
最近は末っ子を伴う。末っ子同伴では4回目である。
会場は、大阪厚生年金会館。親子で堪能したのだ。
私個人の考えかもしれないが、比類なきポップセンスと、
大阪のオバちゃん並に思いを直感で言葉に変える能力が凄い。
「もう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対!」
如何にエイトックが進化しても、確実に変換不能な
文法ではあるが、何かを訴えている。
「世界に一つだけの花、元々特別なオンリーワン!」
青臭い台詞もマッキーだと、嫌味なく伝わる。
本名で普通の服?(お値段は相当高いようだが)で
直球勝負の歌ではあるが、それがなおさら心に響く。
噂や、人の意見ばかりに惑わされず
自分の意志や意見で進めようよ、
出会いってめっちゃ大切やん!とか
小さなことを見過ごさない生き方とか
マッキーのその意識から、ああいう素敵な曲たちが
生まれるんだなぁと感じた次第。
例の某漫画家さんとのいろいろあった話も
ぶっちゃけ話していて、
悪いことが起きると素晴らしく良いことや
大切なことがわかるようになる、、、と。
前向きになれる強い言葉なんだと再認識した。
そして幾たびかの試練と困難が、更なる創作となり
素晴しい新曲達が出来上がった。
今回のツアーは只のコンサートでは無く、
槇原敬之さんの「生き様による人生賛歌」だ。
マッキーはライフミュージックという造語を良く使う。
正に人生の歌を堪能するコンサート。
期待を裏切らない、全力のステージ!に
50代のおじさんは、再び元気を貰いました。
※参考:今回の曲順《アンコールを含む》
①Dance with me.
②幸せはタイヤを穿いてやってくる
③We Love You.
④君の後ろ姿
⑤PLEASURE
⑥Chocalats et Sweets
⑦素直
⑧Love was sleeping
⑨orange color sky
⑩Hey.....
⑪LOTUS IN THE DIRT
⑫つま先立ちで(笑)
⑬GREEN DAYS
⑭僕の今いる夜は
⑮世界に一つだけの花
⑯Firefly ~僕は生きていく
⑰Taking The Central Course
⑱Any where
⑲Circle of Rainbow
⑳The Avarage Man Keeps Walking
【ペラルゴニウム。君も当然、「世界に一つだけの花」だよね。】
※今回は新しいアルバム「Personal Soundtracks」からの
曲が中心。⇒「私のこのアルバムの紹介と感想」←クリック。
※蛇足:マッキー曰く、何故「Long Distance Delivery tour 2009」
かと言うと、あまりにもコンサートをやっていない期間が
長かったので、ひょっとしたらみんな忘れてしまったんじゃ
ないかという心配もあり、自分から勝手に出前に行くという
イメージで、こういうタイトルにしたそうだ。
宅配ピザのように、ご近所から来た感じや、はたまた海外便の
ように遠くからプレゼントを届けるような感じで、全国を
回るということらしい。・・・その心。伝わりましたよ。