【絶景の眺望が楽しめる山頂にある「みさと天文台」。初めて訪れた。】
国道370号線から急勾配の狭い道を2㎞走ると、
海抜430mの松ケ峯の山頂に「みさと天文台」は位置する。
公開施設では世界屈指の
口径105cmのカセグレン式反射望遠鏡があり
宇宙の神秘をより身近に感じられる場所と言うが、殆どの日が休館。
30日の水曜日は、午後1時から5時まで施設見学のみ可だった。
天文台もさることながら、急勾配の土地に民家が点在しており
天文台のすぐ下まで柿畑があり手入れも行き届いていたのと
イノシシの被害も多いようでワイヤーメッシュの防護柵が印象的だった。
【かじか荘の遠景。春を待ちわびて一気に咲き誇るソメイヨシノだ。】
何と3月28日にYahoo!トラベルが 、和歌山県限定の
国の創設した地域住民生活等緊急支援のための交付金を
活用した「和みわかやまプレミアムキャンペーン ふるさと旅行券」の
最終クーポンをwebで配布するということを知った。
本当に最後のクーポン。配布数は僅少。
3月18日の夜に喉が痛くなったと思ったら
翌日から風邪の症状が出て、微熱が続き倦怠感まで表れた。
10日経っても改善する気配はなかったが、
この2年、3月30日と31日は温泉に行っているので
28日、パソコンの前に座り正午を待って
30日までの限定クーポンを獲得、即、宿を探したが、
条件が「るるぶトラベルプラン」である。
ひとりの宿泊に合致するところがほとんど無い。
たまたま、隣町(我が家から車で1時間強)の宿をオンライン予約。
そう言えば、紀美野町のことは全くと言っていいほど知らないナ。
風邪も緩解していないが、30日の午後出かけたのである。
【宿は貴志川が蛇行している所に建つ。貴志川と言えば、鮎の宝庫だ。】
ただ静かに自然の中に佇む、美里の湯「かじか荘。」である。
【かじか荘の本館の玄関。でも現在、営業しているのは新館である。】
その昔、老人クラブ等が日帰り旅行でよく訪れていた本館。
今は優しく深い森の蒼と澄んできらめく渓流の光に、調和する
新館が出来、若い女性や家族連れに人気の宿に変身している。
【フロントでチェックイン後部屋へ。宿泊棟のエントランス。お洒落だ。】
【それでは一回目の湯浴み。風邪が治ると嬉しいのだが、、、。】
【狭いがサウナも完備。体の中の風邪の菌も汗で流れておくれ。】
【内湯。庭園の樹種も良い。でも今、この湯は温泉では無い。】
かじか荘の湯は、昭和44年開業以来、平成22年まで
美里温泉(単純硫黄泉)として親しまれ、天然の保湿成分と言われる
メタけい酸などの成分も含まれる、美肌効果の高い温泉で
特に女性に人気だった。
しかし、平成23年の調査で、この湯の9種類の温泉成分が
少しづつ温泉の基準値に達していないことが分かったのだ。
それに伴い、美里温泉ではなく、美里の湯となったのである。
だが今も、水道水は使わず、昔からの源泉を加水している。
湯の華も浮いている。
温泉で無くても、◎◎温泉と看板を出している所も多いが、、、。
温泉は地球からの贈り物である。
再び基準値を満たす源泉になることを祈った。
でも、湯持ちのよいお湯だ。僕にとっては名湯だ!!
【夕食は「華会席」。一番右の鮎の塩焼き。頭から尾まで美味。】
この後、茶碗蒸し、天ぷら、吸物、ご飯、デザートが出て来た。
【露天風呂からの雪柳が綺麗。春爛漫である。】
部屋のカーテンを開くと雪柳が満開だった。
よく見ると、春から冬の季節ごとに咲く
花木が、宿全体に植えられている。
さながら「花の宿」である。
僕の3月31日は「湯浴みの日」。
明日から新年度。
四文字熟語では「不撓不屈」かな!!(*^-^*)
【3ケ月ぶりの龍神温泉。宿泊は勿論、「季楽里龍神」だ。】
「ふるさと割クーポン」を使って、3月14日から16日、温泉旅に出かけた。
ふるさと割とは、平成27年度限りの予算で、
国が取り組む地方創生事業の
「地域住民生活等緊急支援のための交付金事業」のひとつ。
全国で発売された、プレミアム付商品券と同じ様な事業だ。
対象県に泊まる宿泊プラン料金から助成が受けられる
大変、得な取り組みとなっている。
その内、楽天トラベルやじゃらん、そしてYAHOO!トラベルは
ふるさと割クーポンを無料で獲得して、
オンライン予約をする際に使えるクーポンである。
その中の和歌山県は、「和みわかやまプレミアムクーポン」。
1月に楽天トラベルで見つけ、クーポンを獲得。
いつ行くか考えている内に予約しようとしたら終了していた。
クーポンを獲得してもweb予約で先着順だった。残念、、、。
じゃらんはクーポンさえゲット出来なかった。
3月1日に楽天トラベル最終クーポンが配布され獲得、即、季楽里を予約。
1人3枚までだったので、2つめを予約しようとしたら終了していた。
まるで、人気アーティストのコンサートチケットをゲットするのが
困難な様に、人気殺到のクーポンなのだ。
YAHOO!トラベルが3月14日正午に配布することを知り
パソコンの前に座って、その時を待ち、クーポンをゲット。
即、3月15日の予約が出来たので、その日の午後1時前に出発したのだ。
【季楽里龍神の玄関花は、今回もすべて野の花で清々しかった。】
【有田回りで走って来たので疲れた。早速、疲れを癒すため内湯で湯浴み。】
【夕食は、いつものバイキング。明日もあるのでヘルシーに。でもお酒で、、、。】
そして、いつもあるはずの料理が無かった。
原因はスタッフに質問したら詳しく教えてくれた。
【前の夜、ロビーコンサートが開催され花はそのまま活けられていた。】
花材は、エニシダとツバキ。これも山野からの贈り物。
すべてが手作りの演出なのである。
【私の目的は、あくまでも温泉。今回も部屋に戻る暇なく温泉三昧。】
【15日、チェックアウト後、近くの皆瀬神社に参拝。理由は、、、。】
皆瀬神社は、最近人気のある龍神の隠れパワースポットだそうだ。
皆瀬神社に祭られている天児屋根命(あめのこやねのみこと)は、
春日権現(かすがごんげん)としても呼ばれている言霊の神様。
癒しの力が満ち溢れていて、自分の原点に戻れると言われているからだ。
そして、今回も龍神杉のプランターを購入したのは言うまでもない。
【その後、愛称「熊野ロマン街道」の国道311号線を走る。】
【到着し、参拝したのは世界遺産「熊野本宮大社」である。】
「熊野本宮大社」は、全国3000社ある
熊野神社の総本宮全国熊野神社だ。
上四社、中四社、下四社の三社からなり熊野三所権現と言われる。
【二日目の宿は、四村川の吊り橋の向こうの「わたらせ温泉ホテルやまゆり」。】
この温泉地は渡瀬温泉。
地名は「わたぜ」なので、読み方は「わたぜおんせん」が正しい。
「わたらせおんせん」とも呼ばれるのは、
渡瀬温泉にコーナンの関連会社の(株)わたらせ温泉が経営する施設があるからだ。
四村川の広い谷間にあり、川の両岸に3軒の瀟洒なホテルと大きな入浴施設がある。
【目的は温泉。初めは貸切露天風呂。この温泉地、露天風呂のテーマパークだ。】
【続いて「ホテルささゆり」の内湯。内湯はここだけである。宿泊者は無料だ。】
【続いて、西日本最大級の大露天風呂。ここには一の湯から五の湯まである。】
わたらせ温泉の泉質は、無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で
龍神温泉とほぼ同じ泉質である。
しかし、肌に絡みつく温泉成分は少し違うと感じた。
だが、3本の源泉から毎分600L以上のとうとうと湧く
湯量豊富なかけ流しの天然温泉。
スケールが大きな秘湯と言うのが素晴らしい。
【さて夕食。食前酒・前菜・御造里・牛鍋うどんとお品書き。地酒は熊野三山。】
その後、焼物・蒸し物・天麩羅・山菜釜飯・御吸物・香物・デザートと続いた。
その中で、一番美味しかったものは、、、。
【熊野本宮、四村川の清流が育てた「あまごの塩焼き」である。】
魚は、あまり得意でない私であるが、これ、頭から尻尾まで完食。
実は、龍神であまごの甘露煮が無かったのだ。
2月から出していないとのこと。今、龍神では客に出せるくらい
「漁獲」が無いとのことだった。次回、龍神に行った時
復活していることを祈った。
【翌朝16日の午前6時。入泉開始時刻と共に三つの露天で湯の香を味わった。】
※ふるさと割クーポンのお蔭で2泊したが、費用は1泊分であった。
この制度、単年度。毎年あると温泉好きには嬉しいのだが、、、。
何しろ、今は零細果樹農家の経営者だから。
※温泉の写真撮影は、勿論禁止。
誰も入っていない時という条件で撮影許可をいただいた。
とても困難だった。もう一度訪れて、心行くまで温泉に癒されたい。
【閉園式の会場はサイネリアで花道を設えていた。】
昨日、ある幼稚園の閉園式に招待を受け出席させていただいた。
理由は、この園の歌を私が作ったから。
かつて私は、H市で2園、K市で3園、私の町で6園、
計11園の歌を作った。
しかし様々な理由で閉園が続き3月末には
存続している園の中で、私の歌は2園のみとなる。
ある時代、私は歌を作り、園児に歌われていた。
これは確かなことだ。
招待してくれたことに感謝!!(*^-^*)
閉園式は感動的だった。
家に帰って楽譜を探したら何と
「こんな歌です」というデモテープも出てきた。
歌は園のシンボルのひとつ。
園は無くなっても、歌は生きて行くと思い
早速You Tubeを作った。
歌は偉大で永遠だと勝手に思っている次第⇩⇩(*^-^*)
大谷幼稚園の歌
【早春の早朝の我が家の玄関の松の樹の下の花達。】
また明日から寒の戻りになるようだが、春は確実に近づいている。
我が家のシンボルの松の支柱の垂直庭園防水プランターの
ビオラを中心に撮った花達だ、、、。
あとひと月もすれば花盛りの庭になる筈である!!(*^-^*)
【倉庫を整理していたら出て来た、大昔の葡萄のラベルだ。】
倉庫を整理していたらこんなものが出て来た。
祖父が若かりし頃、
当時この地域で植えられていた流行りのミカンでは無く、
葡萄を作って、出荷組合も作っていたと聞いていたが、、、。
ラベルは年代物だ。81歳で亡くなった祖父、
3年前に50回忌も済ませた。
このラベル、大正から昭和の初め頃のもののようだ。
エネルギッシュな祖父、篤農家だったんだね!!(*^-^*)
【ビオラの鉢に「WELCOME」と「GARDEN」のピックを設置。】
門柱前五葉松の下のオレンジ色と
カントリーっぽい斑絞り模様のビオラ2鉢とソーラーライト。
ピックで「花を見てね。」と示しているが
知らぬ人が庭まで入るには勇気がいるんだよね。
しかしビオラを綺麗に咲かせるには、花殻を摘まないといけない。
これが結構手間のかかる仕事だ。しんどいね!!(*^-^*)
【前栽の飛び石(踏み石)通路横の空間のプランター群である。】
11色のビオラを始め桜草、モナミブルー、イベリア、花かんざし、
ジュリアン、ガーデンシクラメン、アリッサム等を植えている。
雑然としているようだがテーマは「80%のシンメトリー」。
難解だが写真をよく見ると分かっていただけると思うのだが、、、!!(*^-^*)
【ビオラとアリッサム、そしてハツコイソウ(初恋草)の寄せ植え。】
初恋草はオーストラリア原産。霜に弱いと書いていたので
心配したが今日も元気に1cm~2cmの花を沢山咲かせている。
実はこれ草花では無く、花木であるらしい。
でも日本の気候では梅雨前にほとんどが枯れるということだ。
惜しいことだね!!(*^-^*)
【玄関前の手作りプランターの寄せ植え。】
寄せ植えの主役はガーデンシクラメンだ。
寄せ植えは植えた時が一番綺麗で
それを維持するのは無理があると言うか困難だよね。
右端にあった古都サクラが満開になったと思ったら急に枯れた。
それで、その代わりに黄色のキンギョソウを補植した。
一年草は別としてカラーリーフは来年も使いたい。
どう管理すべきなんだろうね!!(*^-^*)
【玄関を入った明るい場所のサイネリア。】
この色のサイネリアと白で縁がピンクの2鉢を12月に購入。
この時期、次々と花を咲かせている。
サイネリアはカナリア諸島原産のキク科の多年草植物。
花色は豊富で、白や紫、赤紫、ピンク色、青などがあるが
私はこの2鉢の色が好きだ。
多年草とされるが、高温多湿に弱いことから、
日本では1年草扱いなのである。
花の命は短い。だからこそ今を綺麗に咲く。
我が家族の心を癒す嬉しい花なんだ!!(*^-^*)
【西吉野桜温泉に行った。一生懸命営業中の看板が気に入った。】
2月中旬、突然従弟から「西吉野の桜温泉って知ってますか?
いい湯でした。」と建物の画像がLINEで送られて来た。
五條市だと「西吉野温泉きすみ館」や「大塔夢乃湯」へは何度も行ったが、
そう言えば、退職後この二年奈良県へは行っていない。
何でも2015年4月10日にオープンしたということだ。
前述の二つの温泉は公設であるが、桜温泉は、全て個人が作って
経営しているとのこと。行く価値大である。
という訳で今年最後の大寒波が到来した日の午後、出かけたのである。
【五條市から新宮まで通ずる国道168号線を南下。国道沿いに看板。】
【そこから狭い道を山の中へ1.7㎞。門に設えた温泉入口看板。到着。】
【途中の道も凍っていたが建物の横の山は前日に降った雪。寒いね。】
【男湯と女湯は毎日交替らしい。本日は向かって左側が男湯だった。】
【脱衣場。清潔そのもの。アメニティも全部揃っている。飲料水まで。】
【サウナ。木の香りがかぐわしい。さっきまで寒さで震えてたのが嘘みたい。】
【サウナで火照った体を水風呂で冷ます。気持ちが良いし引き締まるね。】
【内湯と洗い場。さくら乃湯と書いている。今日、女湯はもみじ乃湯みたいだ。】
【何か落ち着くなと思って天井を見たら、、、。古民家風。我が家にいる気分だ。】
【露天風呂からのロケーション。まるで秘湯。そして山の中腹から上は雪だ。】
【木の階段を下りるとテラスだ。ドリンク注文場に雪。本日は無理である。】
【陶器風呂。屋外に設置されているので、お湯は少し熱め。温泉至福の時。】
【2階にはのんびり出来る休憩室と3部屋の宿泊部屋。畳の香りが爽やか。】
写真には無いが、掘り炬燵の味処や食事コーナーも完備されている。
また、屋外には桜の木が沢山植えられ花見もできそうだ。
そして施設は、まだまだ進化しており、造園工事もしていた。
アシウスギ(武者立ち仕立て)が格好良かった。
施設ばかり紹介したが、温泉の泉質は、
含鉄・ナトリウム-塩化物泉・炭酸水素塩温泉(高張性・中性・低温泉)。
私の好きな泉質であるが、ねっとり感やきしきし感はあるが
ヌルヌル感が少し足りない。加水のし過ぎかもしれない。
しかし私、温泉ソムリエのまっちゃんの中では充分合格点だ。
そして何よりも凄いのは、前述したとおり、経営者は
今も工事を続け開削は、みずからユンボで
やっているのである。
「商売人の大将」。同じく商売人である従弟の弁である。
【この温泉、我が家からは、京奈和道路を使って50分の道のりである。】
近い内に、温泉は勿論、地元の食材を使った料理を楽しむために
一日かけて、ゆっくり訪れることにしよう。