【ユーミンの新作、36枚目のアルバム。勿論全部持ってます。】
人生は意のままにならず、うんざりすることの
ほうが多くてホントどうしようもないよね。
「大丈夫、大丈夫。」と心でつぶやいてみたり、
他人の生き方も肯定できると自覚していても、
無意識の不安に揺れていたりする日々の連続だ。
でも、ふと襲われる空しさに立ち止まりながらも、
「もう少しだけ先へ進んでみよう」と思ったり
「今は昔の自分と同じではない」と
妙に自分を奮い立たせたりすることもある。
そんな矛盾と葛藤する私が今ここにいる。
このアルバムは、脳内シネコンで11本の
ロードショウを観た感じだ。
1曲目のイントロから、ラスト曲のエンディングまで、
マインドのスクリーンに様々な映像を映してくれる。
歌詞だけ読んでも完成されてるのに、
これにメロディーが付きアレンジが加わると、
平面の画だけでなく、その世界の空気や匂い、
温度と湿度までも感じさせてくれる。
ユーミンは自分を音楽で自分を具現化している。
その音楽に癒され、励まされている私がいる。
私は私を具現化するものがまだ見つからない。
しかし、それを探し続けることに意義があるのかも、、、。
しばらくは私は車の中では「Road Show」の世界だ。
同じ世代に生まれ、エールを送り続けてくれる
ユーミンに感謝だ。「ありがとう、ユーミン。」