【源泉掛け流し温泉に紀州備長炭。からだにとても良いらしい。】
紀州備長炭(きしゅうびんちょうたん)は、
備長炭の一種である。ウバメガシや樫が広く使われる。
江戸時代の元禄年間に、和歌山県田辺市の
備中屋長左衛門が作り始めたのが由来となっている。
材料に樫を使い、高温で蒸し焼きにし、窯の外で素灰と
呼ばれる灰を掛けて消火するため、きめが細かい
良質な炭となる。一般に火力が強いと言うが、
本来は黒炭よりも低温で長時間燃焼している。
煙が出ず雑味が付かないため、炭火焼を売り物にする
料理屋(鰻屋、焼き鳥屋)などで重宝されている。
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備長炭の定義が広がってしまい、かつ、偽物の
流通もあるため、和歌山県産の備長炭を特に
紀州備長炭と呼んで差別化をはかり、
備長炭の品質・伝統を維持している。
そんな中、2006年10月27日に地域団体商標制度の
認定第一弾として、地域ブランドとして認定された。
さて、この備中炭。今では様々なものに使われる。
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そう、アルカリ性の温泉に備中炭を入れた備長炭風呂。
さまざまな効能があると言う。
★天然ミネラルの供給!
樹木そのものが土の中から吸い上げたミネラル分が
木材を炭化させることにより濃縮され、さらに湯の中で
溶け出し、美容と健康に良いお湯を作る。
★遠赤外線による温熱効果!
遠赤外線は有機物に対する吸収が高く、人体に大変よく
吸収される。この効果により身体の芯まで温まり
湯冷めしなくなる。
★有害物質を吸着し分解する!
木炭内の気孔が巨大なろ過器となり、人体に有毒な
化学物質・湯垢などを吸着し清潔に保つ。
★マイナスイオンを増やす!
プラスイオンを吸収し、マイナスイオンを供給する。
マイナスイオンは精神を安定させ、細胞を活性化し、
自然治癒力をアップする。
まったく、良いこと尽くめですね。
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次は↑薬草風呂の薬効↓。右は、↑温泉近くの海岸、岩石の花。
★ヨモギ・・・冷え性・肩こり・肌荒れ・腰痛・痔の痛み。
★ニワトコ・・・神経痛・リウマチ
★クマザサ・・・糖尿病・便秘・高血圧
★スギナ・・・湿疹・かゆみ・皮膚病
★マタタビ・・・保温・疲労回復・腰痛・熟睡安眠
まるで夢のような温泉ですね。近場なら日帰りで
毎日でも通いたいですが、私の住む所からはかなり遠い。
だから、私の最大の楽しみ。一泊温泉湯治。
その温泉のひとつがここです。
源泉掛け流し。湯船の広さも湧き出る量に合わせている。
温泉通には最高です。そう、渚の湯、日置川温泉。
今週初め訪れ、今年3回目のリフレッシュをしたのでした。
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薬効が溶け出すということですね。
今我が家のウバメガシの新芽が綺麗です。時々、この木が備長炭になると思っています。テレビで備長炭の炭焼きを見ていましたが、あの暑さと熱さは尋常ではないですね。
ありがとうございます。
返信コメント、遅くなり申し訳ございません。
温泉記事を書くとブリエに割りと取り上げてもらえます。
この記事も、掲載した旨のメールが
ありました。
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http://briller.xportal.jp/XP/site.cgi?m=feeddetail&feed_id=2773
備長炭は、ほんとに重宝しますが、
やはり、ここまで完成させるには
並大抵の苦労ではありませんね。
ご訪問ありがとうございました。