※岡山の途中ですが、今日は福島の南相馬でのコンサートです。
J友様から情報です、朝日デジタルの記事から
福島)ジュリー、反原発歌う 8日、南相馬でコンサート
2014年10月6日03時00分
下をクリックすれば、ジュリー様の画像が見られます↓
http://www.asahi.com/articles/ASGB50PZZGB4UGTB00K.html
歌手の「ジュリー」、沢田研二(66)が8日夜、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地・南相馬市で初めてのコンサートを開く。津波犠牲者への鎮魂の祈りを込めた新曲「三年想(おも)いよ」や、「反原発」をテーマにした自作曲を披露する。
1967年に「ザ・タイガース」のリードボーカルとしてデビュー。半世紀近い音楽活動で、同世代の60代から10代の若者まで幅広いファンを獲得してきた。しかし、アイドルと呼ばれる時代をとうに過ぎてテレビからも遠ざかる中、「今まで抑えてきたことを表現したくなってきたようだ」と親しい友人はいう。
還暦の年に作った「我が窮状」は「忌まわしい時代にさかのぼるのは賢明じゃない……窮状(9条)守れないなら真の平和ありえない」「守りきれたら残す未来輝くよ」と憲法9条の堅持を訴える。
7月からスタートさせた恒例のライブツアーでもそんな心情を吐露した。初日の東京・渋谷公会堂のステージでは、「こんな危なっかしい時代、ちゃんと歌わなきゃいけない」。「あっかん、あべー」とおどけ、集団的自衛権を使えるように憲法解釈を変えた安倍政権への批判をにじませた。
大震災と原発事故は歌手活動に、さらに大きな衝撃と変化を与えた。今回のツアーのタイトルにもなっている「三年想いよ」では、「恥じているんです 助けられたのに命」と愛する人を津波から救えなかった悔恨、「ごめんまだうつむいている 自分を問い詰め」と残された者が抱える自責の念を歌う。
震災をテーマに作ったいくつもの曲。そこには「復興」も「頑張ろう」も出てこない。「頑張らないでいい 泣いていい」と被災者に寄り添って歌うのが「カガヤケイノチ」。9月末の静岡市のコンサート会場で聞いた避難者の50代の女性ファンは「この歌に救われた思いがした」と語った。
「さびれかけてた村に東電が来て 原発はやくつくりたい……漁師は海が死ぬのを恐れた 村はいびつに裂かれた」と誘致の歴史を物語る「一握り人の罪」。「BYE BYE 原発……世界が見てる福島」と明確なメッセージを送る「F.A.P.P(福島原発を表す頭文字)」。もちろん「勝手にしやがれ」「ダーリング」「危険なふたり」など往年のヒット曲も歌う。20曲以上を約2時間、ステージ上で跳びはね、走り回りながら熱唱する。
白髪が増え、おなかも出た。自ら「ジジイになった」というが、60代後半とは思えないエネルギーだ。南相馬市民文化会館で午後7時から。チケットは全席指定7千円。(本田雅和)
- 2014年10月8日
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