是非、このジュリー展の企画をされた方とお会いしたいと、
店長さんにお願いしてみたら、すぐに連絡を入れていただき、
わざわざ、お店にまで来ていただける事になったのだ。
お店に来る前から、できればお話ができればいいな・・
と思っていたので、良かった!
ジュリーファンだから、私達と同じような年代の女性が来るんでしょ?当然。
だから、お店の入口に人影が映った時、その人だとは全然思わなかった。
お店に入ってきた、黒い人影。
それは中年の男性。
この人ではないな・・・ と思い、横を見ていたら
店長が「森下さんです」
え、この人が? え!男性だったの
(おそらく同世代、私より少し下)
企画したのは男性のジュリーファンだったのか~
頭から同年代の女性と決めつけていた。
が、森下さんはれっきとした、タイガース時代からの
ジュリーのファンでした。
もちろん、展示のコレクションは森下さんの所有です。
このほどの反響の大きさに、大慌てで中古ブック店で買い集めた物も、
中には数点あるらしいですけど~(笑)
実はお仕事中だったにも関わらず、お仕事を途中でやめて
わざわざ、我々のために車で駆けつけてくださったのだ。
本当に申し訳ありません!
どうも有難うございます。
森下さんがおっしゃるには、
「女性のジュリーファンは冷たい・・・」と
ファンをやめたら、あっさりと全部なんでも捨ててしまうと
とっても ご不満なお顔で、何度も何度も繰り返して言われていた。
元ジュリーファンの女性の、そういう冷たい心変わりの姿を
何人も見てこられ、密かに傷つかれていたのだろうか。
女性は、愛が冷めてしまえば、昔を引きずるものを いつまでも
持っているのは、嫌なもんだから・・・
過去は、サッパリ一気に 切り捨ててしまいたいと思う。
でも、それはわかるの(笑) 女の私は。
男性の方が、実はいつまでも愛した異性に執着心が強かったりする。
女性は例え一度は愛し、のめりこんだジュリーでも、
愛が冷めてしまえば かつての大事なお宝も、
今や一気にガラクタ同然に成り下がる
もう見たくもない。と、そう思うの。
※冷めてしまったあなた、せめてグッズは捨てずに古本屋へGO!
ヤフオクでもいいですわよ。 あの、中野の「まんだらけ」でも。
けっこうな、お金になります! (レコードは二足三文・・)
コツコツ集めたジュリーを丁寧にファイルしたアルバムなどが
ヤフオクに出されていたりすると、かつてはジュリーへの愛情で
い~っぱい、満ち溢れていたのだろうに、今はもう
その歴史とは、おさらばしたいのか、と哀しくなるけどね。
でも欲しい方には、それはもちろんまさにヨダレもの、垂涎の的!
そういえばジュリーが離婚した時、中古市場に いっぱいジュリーグッズが
出回ったそうですが、さすがに愛想をつかされたのか~
いや、思わず話がソレましたm(_ _)m
しかし、森下さんは、今の太ったジュリーには かなりご不満のようでした。
それを聞いた私は、今のジュリーがどれほど素敵か
ジュリー祭りによって、ファンが見直してくれて また帰ってきたことや
CDは売れなくても、今のコンサートがどれほど、お客さんがいっぱいで、
盛り上がっているのか、力説した!!(つもり)
ほんと私って、説明ベタです
ところで、私たちには まだ残る疑問があった。
なんで昭和の時代の華麗なジュリーのレコードや本の間に、
実にさりげなく、「悪名」の丸くなった平成ジュリーが混ざっているのだろうか?
(ちょっとボケた写真でしたが)
これだけが、ほかの展示と年代が違いすぎないですか?
「この写真(悪名)が、何故ここにあるのですか?」
そのお答えは・・
ええ~~~ そうなんですかぁ!!
またまた、ちょっとビックリしちゃいました~!!
フフン、それは何故かわかるかな~?と、言いたげ、ジュリー様。
森下さん
「弟がジュリーの舞台に出演しているからです」
えええ~~~!!どれ、どの人ですか?
「森下じんせい、といいます。」
あ、そういえばお名前は知っています。
でも名前と役柄が結びつかない。
どの役をされていたのかしら?
年齢は8歳違いと言われていたけど、さすがにお顔は兄弟だから似ていました。
舞台は野田晋市さんと同じ劇団だったので、そのご縁だということでした。
しかし、森下さんは野田さんの演じる「モートルの鉄」を、故田宮二郎さんと
比べてしまうらしく、いささか役柄には不満そうでした(笑)
「奇跡のジュリー展」をするにあたり、弟のじんせいさんに、
何か展示するものがないかと、お願いされたのだそうです。
J友様が、「悪名」の
まだ封を切っていなかったDVDを開けて、森下じんせいさんの役を
確かめてくださいました。
森下じんせい⇒ ポン引きのやすじ、賭博の客、福原一家の子分の役
いろいろ演じ分けられていますね
また来年のジュリーのお芝居にも、出演されるかも?期待しています。