波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

TVドラマ主題歌「町」

2011年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム

51ca7suz5ml_sl500_aa300_1   火曜10時、NHK、向田邦子原作のドラマ「胡桃の部屋」。「下流の宴」が終わって始まった。「中流」の維持、世間体の維持が何ともすさまじい。女優竹下景子の今までと違う面…知的で爽やかな美人とまるで違う、皺と疲労と絶望の表現力に驚く。失職し家に帰られなくなった蟹江敬三演ずる父親を家に住まわせる、おでん屋の女主人が魅力的。「ファブリーズ」のコマーシャルのお母さん役の人。何でだろう?男が潜在的に求めるものを醸し出しているのかな。

    主題歌「町」が印象的だ。その昔、「高校教師」の主題歌になった森田童子の「僕たちの失敗」を思い出す。稚内南中出身の阿部芙蓉美という歌手。とても注目されているらしい。聞いてホッとする。音楽くらいはストレスを感じたくない…と思う立男だ。

 竹下恵子も森田童子も、ほぼ立男と同年齢。何となく不思議に感じるが事実だ。そろって還暦だ。熱い70年代がだんだん遠くなっていく。

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人形づくり

2011年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo   前から、「南中ソーラン」の人形を作ってみようと思っていた。一体でなく、雛人形や七福神のように集団のを。それが、「絆」を結ぶこの踊りにふさわしいからだ。一体では、銅像か博多人形のようで敷居が高すぎる。


 
   「三春人形」というのを、民芸の本で見つけた。江戸時代、三春藩(現福島県郡山)で作られたという人形。愛嬌というか、親しみというか、温もりのある人形だ。液晶画面の画像ではわからないところも多いが、木の型をもとに和紙で作ったというから驚く。形がまことに繊細。時代が落ち着かせた色も素敵だ。


    この人形の写しで、ソーラン踊りを描いていると何だかだんだん楽しくなってきた。このごろ、仕事の欲望が薄くなっていた(笑)が、この人形づくりは…目的は全然思いつかないが…後でつけるとして…欲望が破裂しそうな(笑)楽しさが。どうです、左のような人形があったら、と興奮しませんか?マウスポイントを左の画像に置きクリックすると拡大します。

KTFさんが、凡師コラム(その21)にコメントを寄せてくれました。嬉しいですね。

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