波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

「世界」「中央公論」の枕

2015年11月04日 | 日記・エッセイ・コラム

  両者とも11月号。前者の特集「法治崩壊-新しいデモクラシーは立ち上がるか」、後者は「禅(ZEN)で克つ-中曽根、安倍、ジョブズも座った」と「コンビニ依存社会日本-『コンビニ難民度』全国19896市区町村全リスト」。眠たくて堪らない時、こういう総合雑誌は間違いなく加速させる。
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  瞳孔開いたのは、「拝啓 安倍晋三様」(「世界」の本文最初の「読者談話室」)、作者は21歳大学生、極めて的確な「揶揄」的な政治批判。もう一つは中公の、わが町の高齢者人口カバー率(300m圏)「28」だ。芦別21、夕張13、三笠10、歌志内12などの旧産炭地より少し高いぐらい。ちなみに、札幌中央区83、旭川44、宗谷町村で15前後。先の無い過疎化、あるだけましの小規模商店…「買い物難民」が続々と。
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 2つの雑誌、新聞と同じく政治に対する姿勢がまるで違う。雑誌の論壇が過疎化して久しいようだから白黒色々あることは大事だ。が、央公の必要性がわからない。♪ 昔の名前で出ています、だけが売りなのか。問題のはぐらかしなら文春で十分。争点避け政権よりの中公の存在意義はいったい…「政治家はどこで(それが禅なのだが)政治を考える」だって?世界はさすがに世界。屹立した姿勢に矜持感じる。ただ読むのに覚悟が必要で、眠たい時にはまるでだめ。居眠り7割、読書3割につき、今回のカテゴリーは読書でなく日記・エッセーに分類。眠る文化の日。


  政治と若者の結びつきがあった今年。ラップという政治表現手段も新鮮だった。戦争法反対でも「言うこと聞かせる番だ俺たちが」の田我流さん(55歳)。今日発売の「Three wisi monkeys」を聞いてみたい。

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【その236】 爽やかな汗

2015年11月02日 | 【保管】一寸凡師コラム
爽やかな汗

 久しぶりのエアロバイクトレーニング。10kmを20分程かけてのんびりと。日頃の運動不足を象徴する「玉のような汗」が気の毒なくらい溢れてくる。今日のトレーニングのお供は読書。運動不足のおじさんには少々キツイトレーニングも、読書をしながらだとそれほど辛くない。タオルで汗を拭いてはページをめくる、この繰り返し。読書もトレーニングも一緒に出来て、まさに一石二鳥。トレーニング後はお腹が空き、荒馬さんと一緒におやつを美味しく頂いた。そう、このトレーニングは痩せる為では無く、おいしく食べ物を頂くためのもの…。考え方をシフトすると、気が楽になる。事実は変わらなくても、捉え方はいかようにも変えることができる。どうせ事実が変わらないのなら、良い捉え方をしたほうが健康的。汗だくの姿だって「気の毒」ととるか、「風呂上がりみたいだね」ととるか。私は「爽やかな汗をかいている」つもりでいる。
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「老年」とは(下)

2015年11月01日 | 新聞感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【「老年」とは(中)から続く】
 新聞(10/24道新〈夕刊〉「今日の話題」)によると、波風立男氏(63歳)は未だ使用できる「生産年齢」らしい。国際的にも「人口老齢化及びその社会的経済的影響」力の最終段階の手前あたりでウロチョロしているようだ。
                              
 老年に組み入れられて気分を害する人は多いのではないか、と書いているが立男は逆だ。現在は「初級老人」として生きているが、中級老人(65~74歳)ぐらいで逝きたい、きっとそうなるだろうと思ってる。最近の社会的責任を伴う仕事ぶりは自己評価で不可だ。だが、それはそれで◎だと思う。居直りでなく理想的な枯れ方だと自負するものがある。重大なことは、中級老人になる準備の遅れでこれは深刻だ。俺は未だ『人材』だ、などとみっともない勘違いを決してしないよう、5年前に始めようとした正しい『隠居』になるための学びを開再しなければ。
                            
 人は人、新聞は新聞、自分は自分だ。この記事が間違いとは言わないが、老人をおだてるだけではいかがわしい「1億総活躍~」と同じだ。老後の不安(お金や健康等)に対し、お前は未だ働ける「人材だ」などと誤魔化されては堪らない。【終わり】


武田百合子著「日々雑記」、「言葉の食卓」届く。「富士日記」の世界が戻ってきたような。「夏目漱石の世界」(別冊太陽)とても面白い。「草枕」はこう読めるのか公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」更新しました。来年は「波風食堂、営業中です」にしたいもんだ。中級老人直前の修行課題だね。        
 
  

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