湘南グルメツアー #2
JR鎌倉駅の裏手にある素泊まりホテル
かつては京都の料亭「平野屋」の支店だったそうな。
鎌倉初のホテルとして創業したのは大正に入ってから。昭和の一時期には産婦人科として使用された経緯もあり、その歴史はまさしく「波乱万丈」。大正12年、避暑で鎌倉を訪れた芥川龍之介が、岡本太郎の母-岡本かの子と出会った場所としても有名です。
1泊5,000円という格安料金と恵まれた立地条件に加え、抜群の使い勝手の良さで密かに人気のホテル。敷地内は数少ない駅前パーキングとして大盛況。
※詳しく知りたい方は
こちら
レトロな趣のロビー
いや~楽しかった。
「ホテル」に対する先入観を捨てて宿泊しましょう。宿代は先払い。駐車場の受付でチェックインとは恐れ入りました(笑)。
創業当時の面影を残すレトロな佇まいの洋館は、玄関で履物を脱ぎ、靴箱にしまうシステム。ホテル内では備え付けの緑色のスリッパを履きます。トイレもお風呂も(改装されたばかりできれい。しかも広々で快適~)部屋の外。洗濯機と乾燥機は200円で使用可。ハブラシ、浴衣は備えてあります。宿泊施設というより、まるで大きなお屋敷に泊まっている感じで、思いの外寛げました。
お部屋には大き目の冷蔵庫があって、何を持ち込んでもOKだそうです。
私たちの3人部屋は、本館1階奥の「西御門」という名前の洋室。意外にもぐっすり眠れました。
チェックインは14:00~19:00(このアバウトさも魅力)、チェックアウトは10:00。ちょい早めですが、素泊りですから。こんなもんでしょう。発つ時は玄関に置かれた籠の中に鍵を放り込むだけという簡単さです。門限なしで1日中出入り自由だし、気ままな1人泊まり にもピッタリかも。
駐車場に日本サッカーが世界に誇る守護神-川口能活のサイン色紙が飾られていました。
2008/04/29画像差替え