(マイケル・ジャクソンが食事をしたテーブル)
*新鮮な魚介や地野菜、葉山牛などをふんだんに使った湘南フレンチを
私が生まれて初めて「誰かが作った料理のファンになる」という体験をしたのが此方でディナーをいただいた時でした。
今も私にとってのNo.1シェフ、熊五郎こと原正弘氏(現在は自身のお店‐鎌倉のアトリエ・ドゥ・ヴィーヴルで腕をふるっていらっしゃいます)と出会ったレストラン。
名ソムリエ川口さんとの絶妙コンビネーションが最大の魅力だった「美食会」は、お2人がお店を去った後も続行中で、私は今も開催されるたびに必ず伺っています。
新鮮な魚介や地野菜、希少食材である葉山牛などをふんだんに使った湘南フレンチ。
採れたての持ち味を最大限に生かせるよう、よく工夫されたお料理だと思います。
この辺りのフレンチ・イタリアンは頭に「湘南―」が付く、とでも言えばいいのか、少々独特なテイストだと個人的には認識しています。
いわゆる「本場もの」とは趣が全く別ものだと。
なので、あまり料理のカテゴリにこだわらず、海の側で美味しいものを食べる―という感覚でいただくのがいいかと思います。
此方は雰囲気やロケーションも含めると、かなり優秀なCPのレストランではないでしょうか。
個人的なイチオシは漁師料理の野性味を感じさせるブイヤベース。器(鍋?)からはみだした具の迫力には感動しますよ!
冬にはブイヤベースメインのコースも用意されるので、是非1度お試しを。
2013/04/11 画像差し替え(公式公開画像)