しょくさいどう(無国籍料理/新逗子)
*メニューを全品制覇したくなる!
帰宅前にフラリと寄って「ひとりディナー」するのに重宝している名店の1つ。京浜急行 新逗子駅の近くにお店を構えて早12年。地元密着型のレストランとしてすっかりお馴染みとなり、最近はファミリー利用の客も目立つようになりました。
ラストオーダーは23:00なので、東京の勤務先で少々残業しても余裕でセーフ。全てアラカルトだから、お腹の減り具合や気になる摂取カロリーによってオーダーする料理を調整?出来るところが魅力ですね。女性が遅い時間帯に1人で入店しても疎外感がない点もポイント高し。
何品か欲張りたい時は、オーナー兼シェフの小島さんが料理のポーションを加減してくれます。
カマンベールチーズの白ゴマ揚げ8コのところを4コ、渡り蟹のパスタ120gのところを70g、という具合に(もちろんお値段も半分!)。
「1人でお店に入っても色々食べられた方が嬉しいでしょ」とシェフ。
常に「自分が客だったら…」というスタンスで仕事に臨む真摯な姿勢には感心します(実は基本中の基本なのかもですが、実際に実行出来ている方はわずかなので)。
その小島シェフ、かの
ラ・マーレ・ド・チャヤで7年も腕を振るっていた経歴を持つだけに、料理の方は「何を頼んでもハズレなし!」。
定番メニューを全品制覇した私も正直これほどとは思わなかったのでビックリしました。
しかもボリュームたっぷりの一皿の値段がほとんど1,000円以下!!なんですから、CPの高さにも感激です。
「週に何度か来たいと思わせる店」を目指したシェフのポリシーは、メニューはジャンルにとらわれずとにかく美味いものを、1人客から家族連れまで誰もが気持ち良く利用出来る空間を、オーダーされた料理はすぐに出す(絶対に客を待たせない)、だそうです。
確かに早いです。少人数での利用なら、テーブル席より断然厨房が丸見えのカウンターがオススメ。シェフの神技とも言える鮮やかな手さばきは一見の価値アリですよ。
メニューはマメに変わるので、とりあえずは壁の黒板にビッシリと書き込まれた料理を良~く見てみましょう。
「定番もの」は印刷されたメニューに載っています。
個人的なオススメは、雲丹の冷製茶碗蒸し、カマンベールの白ゴマ揚げ、海の幸のさつま揚げ、マグロとアボカドのタルタル、シラスと大根のサラダ、海老のフリット山葵マヨネーズなどなど(酒の肴ばかりでスミマセン)。加賀の「菊姫」がグラスで気軽に楽しめるところも個人的にはお気に入りポイントです。
料理が出てくるのが早すぎて、ついつい頼みすぎちゃうので要注意。テーブルでグループ利用の際は事前に電話で「キープ」をお願いしておいた方がベター(多分予約も可)。
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食彩堂
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17:30~23:30(L.O)
※営業時間が変更になりました。
11:30~14:00 17:30~22:30(L.O 22:00)
□逗子市逗子5-7-6
□0468-71-7585