スティーブ@茅ヶ崎さんからの投稿です。
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出張で大阪へ参りましたので、一度は訪問してみたいと思っていた新世界で串かつを食べました。
新世界が開かれたのは明治末期。
第5回内国勧業博覧会の跡地を地元財界の有志が土地会社を設立し、借り受けて開発しました。
パリとニューヨークを足して2で割った娯楽街を作ろうとしました。
大都市にふさわしい模範的な娯楽場を目指して作られた新名所なので新世界と名づけたそうです。
北半分はパリを模しているので通天閣はエッフェル塔がモデルだそうです。そういえばそう見えなくもありません。
南半分はニューヨークですからあのコニーアイランドをモデルに遊園地を作ったそうです。
その昔が物騒で怖いところだったというのが共通しています。
通天閣のイルミネーションは博覧会の時に各パビリオンにつけたイルミネーションが評判だったので採用したそうです。この通天閣を見ながらの新世界の風景は、噂に聞いていたイメージとは異なり、今や小奇麗でまるで観光地です。安全で、見かけるのは若者や普通のおじさんばかり。怖そうなおっちゃんはあまり見かけませんでした。
有名な串かつは昭和4年に「だるま」という店の初代が考案したそうです。1本1銭という値段で「日夜研究を重ね到達した門外不出の衣と 特製ソースは秘伝」だそうです。
今回まず「だるま」に行きましたが、長蛇の行列であきらめました。
それで一番目立った横綱という店に入りましたが、串かつの味はあまり期待しないほうが良いでしょう。
名物に○○いものなし、という事だと思います。
二度付け云々のソースも関東の人間から見ればかなりの薄味で、しかも自分用のソース入れが目の前に置かれるのですから、何故二度付け禁止なのか意味が不明です。
店によっては流儀も違うのでしょうか。
いろいろ食べてみましたが、串かつは1本100円と言っても小さくて結局多めに食べますのでトータルすると結構なお値段になります。
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ご投稿ありがとうございました!