3月1日、NHK-FMの放送40周年を記念する、FM40クラシック・スペシャルをMDに長時間エアチェックし、第1部を聴きました。昔は、長時間エアチェックといえば10号リールのかかるオープンデッキと相場が決まっておりましたが、現在はMDの4倍モードで4時間の録音ができます。音質的にも、昔の4.8cm/秒のテープ速度での録音とは比較にならないくらい、音域的にもまずまず良好なものです。
番組では、吉田秀和氏の話や皆川達夫氏の話など、たいへん興味深く、思わず聴き惚れてしまいました。なかでも、皆川達夫氏の話で、たまたま聴いた隠れキリシタンの伝承オラショ(*1)がラテン語の聖歌ではないかと考え、探索の結果、スペインの古聖歌にそのルーツを発見した話には、思わず感動してしまいました。
放送は、文字通り送りっ放しです。「皆川達夫 オラショ」で検索してみたら、「オラショとグレゴリオ聖歌とわたくし」というページが見つかりました。まさに、この内容です。しかも、放送での簡潔な話とは異なり、発見の経緯がよくわかります。ラジオが得意な生の話や音声が、ネット上の文章や画像によって補完され、より印象が深まります。ラジオ放送とネットの間には、実はかなり大きな可能性があるのかもしれません。
(*1):ラテン語で祈りの意味だとか。
番組では、吉田秀和氏の話や皆川達夫氏の話など、たいへん興味深く、思わず聴き惚れてしまいました。なかでも、皆川達夫氏の話で、たまたま聴いた隠れキリシタンの伝承オラショ(*1)がラテン語の聖歌ではないかと考え、探索の結果、スペインの古聖歌にそのルーツを発見した話には、思わず感動してしまいました。
放送は、文字通り送りっ放しです。「皆川達夫 オラショ」で検索してみたら、「オラショとグレゴリオ聖歌とわたくし」というページが見つかりました。まさに、この内容です。しかも、放送での簡潔な話とは異なり、発見の経緯がよくわかります。ラジオが得意な生の話や音声が、ネット上の文章や画像によって補完され、より印象が深まります。ラジオ放送とネットの間には、実はかなり大きな可能性があるのかもしれません。
(*1):ラテン語で祈りの意味だとか。