5月末の日曜の夜、NHK教育テレビ「オーケストラの森」で、「町とともに歩み、町とともに奏でる」という副題のもと、去る5月17日に収録された、山形交響楽団の第197回定期演奏会のようすが放送されました。ちょうどこの演奏会を聴きにいき、拙いレポートを記事にした(*)ばかりでしたので、われらが山響がどんなふうに紹介されるのか、興味津々で観(聴き)ました。
番組の最初に、村川千秋氏による東北初のプロ・オーケストラ設立が紹介された後、文翔館議場ホールでの練習の様子や、音楽監督の飯盛範親さん、特別首席コンサートマスターの高木和弘さん、あるいはフルートの足立さんのインタビューが紹介されます。飯森さんは、戦災にあわず古いものが残る山形市が、ザルツブルグに雰囲気が似ていること、それまでクラシックに関心がなかった人が、山響の活動を通じてクラシックに興味を持ってほしいことなどを語ります。高木さんは、新しい立派なホールはたくさんできたが、文翔館のような文化財の中で、歴史的建造物の響きを体験しながら練習できることは得がたい体験と語り、足立さんは小中高等学校のスクールコンサートの活動について。町とともに歩む、町とともに奏でる、というサブタイトルにぴったりの紹介でした。
そして、演奏は、ラロの「スペイン交響曲」から、第1楽章、第3楽章、第4楽章、第5楽章。さらにカリンニコフの「交響曲第2番」から2つ、はじめと終わりにあたる、第1楽章と第4楽章。当日の感想はリンク先の記事をご覧いただくとして、ヴァイオリン独奏の滝千春さんの衣装は、実際の印象よりも暗い色に見えました。カメラの特性なのかホールの照度が不足なのか、それとも当方のトリニトロン・モニター "SONY Profeel BASIC" の経年変化なのか。ブラウン管右上部に小さく映る「アナログ」の文字が、ちょいと意地悪(^o^;)>poripori
テレビの音ではありますが、音声出力をステレオ装置に接続しておりますので、なかなかいい音で聴くことができます。子どものピアノ練習用に二重サッシにしてあったことをいいことに、けっこうヴォリュームを上げて聴きましたら、なかなかの迫力でした。昔のテレビの音の記憶を持つだけに、カリンニコフの冒頭の響きなどは、隔世の感があります。
(*):山形交響楽団第197回定期演奏会を聴く~「電網郊外散歩道」
番組の最初に、村川千秋氏による東北初のプロ・オーケストラ設立が紹介された後、文翔館議場ホールでの練習の様子や、音楽監督の飯盛範親さん、特別首席コンサートマスターの高木和弘さん、あるいはフルートの足立さんのインタビューが紹介されます。飯森さんは、戦災にあわず古いものが残る山形市が、ザルツブルグに雰囲気が似ていること、それまでクラシックに関心がなかった人が、山響の活動を通じてクラシックに興味を持ってほしいことなどを語ります。高木さんは、新しい立派なホールはたくさんできたが、文翔館のような文化財の中で、歴史的建造物の響きを体験しながら練習できることは得がたい体験と語り、足立さんは小中高等学校のスクールコンサートの活動について。町とともに歩む、町とともに奏でる、というサブタイトルにぴったりの紹介でした。
そして、演奏は、ラロの「スペイン交響曲」から、第1楽章、第3楽章、第4楽章、第5楽章。さらにカリンニコフの「交響曲第2番」から2つ、はじめと終わりにあたる、第1楽章と第4楽章。当日の感想はリンク先の記事をご覧いただくとして、ヴァイオリン独奏の滝千春さんの衣装は、実際の印象よりも暗い色に見えました。カメラの特性なのかホールの照度が不足なのか、それとも当方のトリニトロン・モニター "SONY Profeel BASIC" の経年変化なのか。ブラウン管右上部に小さく映る「アナログ」の文字が、ちょいと意地悪(^o^;)>poripori
テレビの音ではありますが、音声出力をステレオ装置に接続しておりますので、なかなかいい音で聴くことができます。子どものピアノ練習用に二重サッシにしてあったことをいいことに、けっこうヴォリュームを上げて聴きましたら、なかなかの迫力でした。昔のテレビの音の記憶を持つだけに、カリンニコフの冒頭の響きなどは、隔世の感があります。
(*):山形交響楽団第197回定期演奏会を聴く~「電網郊外散歩道」