勤めのかたわら、週末に剪定、消毒、草刈りに精を出してきた我が家の果樹園のサクランボ、このほどようやく早生種の「紅さやか」を収穫するところまできました。花粉の交配のために、佐藤錦の間に植えられた数本の紅さやかが、もうすっかり色づいております。家内は脚立で低いところを、私は高所作業車でてっぺんの高い枝についた実を、それぞれ収穫しました。雨上がりの園地は暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい気候です。老母が箱に詰めてくれたものを、何箱か出荷できました。新米農業後継者の初めての出荷です。夜、ビールで乾杯しました。
作業中、ポケットラジオで NHK-FM の「二十世紀の名演奏」を聴いていたら、黒田恭一氏の逝去を悼む特集でした。あの穏やかな語り口が聞けなくなるかと思うと、寂しいものがあります。先年、胃がんが発見され手術で回復した老母は、いたって元気で、毎日ご自慢の畑に精を出しております。これはたいへんありがたいことです。
作業中、ポケットラジオで NHK-FM の「二十世紀の名演奏」を聴いていたら、黒田恭一氏の逝去を悼む特集でした。あの穏やかな語り口が聞けなくなるかと思うと、寂しいものがあります。先年、胃がんが発見され手術で回復した老母は、いたって元気で、毎日ご自慢の畑に精を出しております。これはたいへんありがたいことです。