電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パイロットの「色彩雫」シリーズから「紺碧」と、万年筆「プレラ」透明軸を購入する

2012年07月24日 06時02分34秒 | 手帳文具書斎
過日、行きつけの文具店で固型糊を購入した際に、ふだんは眺めることもない万年筆ショーケースの上に、立派なボトルインクが展示してあるのに気づきました。見ると、パイロットの「色彩雫」シリーズの「紺碧」です。ふだんは同社の黒インクと、パーカーのQuinkブルーブラックを使っていますが、いわゆる青インクは一つも持っておりませんし、使ったことがありません。一度、きれいな色の青インクを使ってみたいものだと願っておりましたので、急遽、「紺碧」を購入することにしました。

それはそうと、このインク用の万年筆がありません。うまくしたもので、ちょうど良いところに同社のコンバータ付き透明軸の廉価版万年筆「プレラ・色彩逢い」シリーズが展示してありましたので、青色の細字<F>を選び、購入してきました。お値段は、インク「紺碧」が1,260円、コンバータ付万年筆「プレラ」が税込2,940円でした。たぶん、定価では、1,600円とか3,500円とかするのだろうと思います。



「紺碧」の色は、予想よりもずっと明るく、「紺」に対するイメージからブルーブラックに近い暗い青色かと思っていましたがさにあらず。まさに真夏の青空の色です。この色の特徴を楽しむには、細字よりも中字<M>のほうが似合うのではないかと感じます。



「プレラ」は、ショートサイズの万年筆で、真夏の半袖スタイルのときに、胸ポケットに差しても大丈夫な長さです。小さなメモ帳とコンバータ内蔵の透明軸ショートサイズ万年筆を組み合わせると、いかにも夏向きです。中年オジサンも、このくらいのオシャレは許されるのではないでしょうか(^o^)/
なお、書き味のほうは、スチールのペン先が硬めであることもあって、やわらかなものとは言い難いと思います。でも、ボールペンに慣れた身には苦にならず、日常的なメモ程度の筆記量ならば、それほど指や肘に負担がかかるほどではないようです。

ところで、「紺碧」をウォーターマンの中字<M>にて使ってみたらどうなるだろう?ウォーターマンのコンバータを探してみる価値はありそうです。

コメント