ご近所の親戚の葬儀関連で、休みをとって日参しています。昨日は入棺と通夜、本日は出棺と火葬と葬儀・告別式の予定。ご近所パワーはすごい。ほとんど葬儀社以上です。こういう点は頼りになりますが、それでも初めての喪主の立場はつらいものがあります。要するに、今までの職業的知識や人生経験が通用しない、慣例と習俗の世界です。亡父の葬儀の関連資料を一冊のファイルにまとめた資料を喪主に貸してあげて、葬儀関連業務の流れを把握しやすいようにしました。たぶん、参考になる部分が少なくなかろうと思います。
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ちなみに、ATOK で「にっかん」で変換すると、「日刊、日韓、肉感、日間」などと変換され、「入棺」と変換するには「にゅうかん」と入力しなければいけません。「のうかん」では「納棺」と変換されますが、「にっかん」では変換されない。
当方では、「のうかん」と言わずに「にっかん」と言い習わしています。東北地方では「納棺」と言わずに「入棺」ということが多いそうですが、さらに「にっかん」「じゅかん」などという呼び方の違いもあります。このあたり、辺境には古代の呼び方が残りやすいというルールに従えば、昔風の呼び方という判断もできそうですが、さて、どうか。
読経を聞きながらも、なかなか心を無にすることはできません。凡人であるワタクシは、あれこれと想像しておりました。通夜で寝ずの番をするのはなぜか。宗教的な意味づけは別として、おそらく昔オオカミや野犬の群れが横行していた時代に、荼毘に付すため遺体を野外に安置していた頃の習俗からきているものではないのかと想像しています。盛大にたき火を保ち、遺体を守る風習から来ているのではなかろうか。明治・大正の頃まで、当地では野外で火葬をした場所が言い伝えられておりました。はるか昔には、遺体を守るたき火の風習は必須のものだったのではなかろうか。ほんとかな?
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ちなみに、ATOK で「にっかん」で変換すると、「日刊、日韓、肉感、日間」などと変換され、「入棺」と変換するには「にゅうかん」と入力しなければいけません。「のうかん」では「納棺」と変換されますが、「にっかん」では変換されない。
当方では、「のうかん」と言わずに「にっかん」と言い習わしています。東北地方では「納棺」と言わずに「入棺」ということが多いそうですが、さらに「にっかん」「じゅかん」などという呼び方の違いもあります。このあたり、辺境には古代の呼び方が残りやすいというルールに従えば、昔風の呼び方という判断もできそうですが、さて、どうか。
読経を聞きながらも、なかなか心を無にすることはできません。凡人であるワタクシは、あれこれと想像しておりました。通夜で寝ずの番をするのはなぜか。宗教的な意味づけは別として、おそらく昔オオカミや野犬の群れが横行していた時代に、荼毘に付すため遺体を野外に安置していた頃の習俗からきているものではないのかと想像しています。盛大にたき火を保ち、遺体を守る風習から来ているのではなかろうか。明治・大正の頃まで、当地では野外で火葬をした場所が言い伝えられておりました。はるか昔には、遺体を守るたき火の風習は必須のものだったのではなかろうか。ほんとかな?