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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

お正月を過ぎても全く雪のない冬は

2024年01月13日 06時00分35秒 | 季節と行事
雪国山形で、今年はお正月を過ぎても全く雪のない景色で過ごしております。一度、1月9日に少しだけ降りましたが、あっという間に融けてしまい、根雪のないままに今日はもう13日。これまでも、例えばこのブログを開始した2004年の冬も雪が少なく、12月19日に「今年はなかなか雪が降らない」という記事でスタートしたほどでした。でも、なぜか学校が始まる頃になると雪が降ってきて、大寒の前後は雪かきに追われるのが通常です。今年のように、今の時期になっても根雪がない冬は、私の70年余の記憶にはありません。

県内ニュースでは、豪雪地帯の飯豊町でも、インバウンドの観光客に雪遊びの機会を提供するために、わざわざ山の中に行かないと雪がないのだとか。電力会社では山間部の積雪量が例年の20%しかないとのことで、このまま推移したら雪不足=水不足となり水力発電ができなくなることを心配しているそうな。火力発電に頼るのも温暖化防止に逆行することになり、雪を資源としてみた場合、やっぱり降るときにはちゃんと降ってもらわないと困ってしまう、というのが実状なのでしょう。



写真は、まるで春先のような農業用水路の風景。来週の前半、特に火曜日の前後は寒波が来て雪の予報もあるようです。日常生活には、特に通勤通学には大いに不便な雪ですが、できればドカ雪(どかっと降る雪)ではなく、ほどよく降ってもらいたいものです。

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