電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

雨の日、書棚の中から処分する古い本、雑誌等を選ぶ

2023年07月16日 06時00分57秒 | 手帳文具書斎
梅雨末期にさしかかり、連日雨降りが続いています。全国的に豪雨被害が発生しているようで、被害地域の方々にはお見舞いを申し上げます。

当地はなんとか被害には至らず、猫の李白と一緒に書斎の窓から外の雨降りを眺めていますが、そんなことばかりはしていられないと、雨降りの日ならではの作業を始めました。すなわち、書棚の中から処分する古い本や雑誌等を選び出すという作業です。



考え出すときりがないので、まずは古い雑誌から。2004〜5年頃の『Linux Magazine』は、さすがにもういらないだろうなあ。でも、『日経Linux』の2000年1月号は残しておこう。これは、「画像処理ソフト入門〜GIMPの使い方からハッキングまで」という特集が秀逸で、次第に Linux 中心に移行しつつあった中で、画像編集は Windows の PaintShopPro が中心だったころ、Linux で Gimp を使い始めるきっかけになった号でした。一方で、中途半端に新しい?古い?2010年代の Ubuntu Linux のムック本などは、さすがにもう不要でしょう。これらを処分すると、書棚の空いたスペースに数年分のA5判の備忘録ノートをゆったりと収めることができそうです。



もう一つ、活字のポイントが小さすぎて読むのがつらい昔の文庫本や、古典新訳文庫で買い替えて二種類になった古い文庫本、あるいは内容的におそらく二度と読む機会はなかろうと思われる本なども、書棚のスペース解放に貢献してもらいましょう。刊行時期が比較的新し目のものは、古書店に持っていっても良いかもしれない。



こんな作業は、畑仕事ができない雨降りの日でないと、なかなかじっくり取り組むことは難しいものです。その意味では、雨降りの日は体の休養と生活の適度な区切りになるのかもしれません。

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2 コメント

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温故知新でもないけれど (しろまめ)
2023-07-16 22:31:58
古い雑誌も面白いですよね。
Linuxマガジンはよく知りませんが、雑誌の発売当時、最新型のハイスペックマシンと紹介されているマシンが、今どきのマシンと比べるとだいぶロースペックだった、とか。
古いソフトの紹介がやけに懐かしかったりとか。

ああ、こういうことを言うから古い雑誌が捨てられないんですね。

ぼくの家にもあります。
1998年6月のモバイルPress。
特集、モバイル文章作成術で、VZエディタとHP200LXが紹介されているんですよ。
捨てられません!!
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しろまめ さん、 (narkejp)
2023-07-17 10:02:51
コメントありがとうございます。そうそう、古い雑誌の面白さというのは、現在との比較で現れる断面の斜めさ加減(^o^)かもしれません。それと、今愛用している機器やツールの初出が判明したり(^o^)/
例えば愛用の HappyHackingKeyboard Lite は、手元の『日経Linux』誌2000年1月号の新製品ニュースにありました。この頃は特に注目していたわけではなかったようで、印も何もついていませんでした。
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