父の十七回忌、母の三回忌を機に、両親と祖父母、およびその兄弟姉妹とゆかりの人々に関する記憶をまとめ、小冊子にして関係する人たちに届けましたところ、幸いに好意的な反響をいただきました。以前、松田甚次郎の妻むつ子に関し、母に取材に来られた某氏にもお送りしたら早速はがきをいただき、「戦前戦後の山形の郷土史を学んでいる者としてはこの上もない記録資料」という評価をいただきました。また、父方の叔父さんからも「代々と移るうちにわからなくなる事柄を書き留めて下さって有難う」と感謝されました。加えて、この小冊子には登場しなかった父の妹のこと、体が弱く女学校を中退しやがて心臓弁膜症で早世したおばさんのことなども教えてもらいました。地域在住の同姓の一族からも、自家のルーツに関わることに触れた内容もあり、あらためて知ることができたと感謝され、まとめて良かったと思った次第です。
自分史というとどうしても懐古的な自慢話になりがちですが、故人を中心にゆかりの人々についての記憶をまとめれば単なる自慢話にはなりにくいだろうと思います。出版はせずとも、レポートメーカーで簡易製本し、小冊子として関係する人たちに届けるだけでも良い、役割は果たせる、そんな気がします。
自分史というとどうしても懐古的な自慢話になりがちですが、故人を中心にゆかりの人々についての記憶をまとめれば単なる自慢話にはなりにくいだろうと思います。出版はせずとも、レポートメーカーで簡易製本し、小冊子として関係する人たちに届けるだけでも良い、役割は果たせる、そんな気がします。
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