電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「聴きたくて聴く」のと「ながら聴く」のとではぜんぜん違う

2023年04月29日 06時00分15秒 | -室内楽
よく晴れた春らしい、いや、むしろ初夏の陽気となった昨日の午前中、布団を干し掃除をして、一服してリビングでCDを流しました。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」というベタな選曲です。この時期、これがいいのだなあ。たまたまそこにあったのが、昔懐かしい「The Royal Philharmonic Collection」中の1枚、FRP-1023 というCDで、ジョナサン・カーネイ(Vn)、ロナン・オーラ(Pf)の演奏(*1)でした。私の場合、ベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」は特に誰の演奏でなくては、というような決めつけはありません。瀬戸内の春も都会の春も、また北国の春も、それぞれに春の魅力にあふれているでしょうから、どれが一番と決められるようなものではないのと同じです(^o^)/

Beethoven: Violin Sonata No. 5, Grumiaux & Haskil (1957) ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第5番 グリュミオー


Sayaka Shoji and Gianluca Cascioli play Beethoven : Violin Sonata No.5 in F major, Op.24 "Spring"


こうして、「この曲を聴きたくて」CDを手にして、あるいは演奏の動画等を探して聴くのは、ラジオやネットで流しっぱなしの「ながら聴き」とはぜんぜん違います。何を今更の、あたりまえの話ではありますが。

(*1): ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」を聴く〜その2〜「電網郊外散歩道」2011年2月



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