電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新インクのジェットストリームの率直な感想は

2024年11月20日 06時00分22秒 | 手帳文具書斎

当方、備忘録やダイアリーなどふだんの筆記具はもっぱら万年筆ですが、提出書類に書き込んだり、電話の応対でメモを取るときなどはボールペンです。そうそう、備忘録ノートでも演奏会のメモなどは暗いところでもなぐり書きができるボールペンを使っています。使っているボールペンはジェットストリームとパワータンクを主体に、一部の色はサラサやエナージェルを補う形です。先ごろ、三菱鉛筆からジェットストリームに「ライトタッチ」という触れ込みの新インクが発表され、今までの製品とは異なるデザインで発売されました。これは試しに使ってみなければと思い、海洋プラスチックを使った軸のジェットストリームと間違えたり(*1)しながら、このたび黒の0.7mmを購入し、しばらく使ってみました。

デザインは、まあ好き好きでしょうから、使ってみた率直な感想を。

  • 海洋プラスチックを使った軸と色やデザインが似通っていて、ぱっと見た目が紛らわしい。
  • 「ライトタッチ」と名付けられているが、「滑りすぎない」方向に改善されているのかなあと想像はできるものの、感覚が鈍った老人(^o^;)には気のせいのような印象もあり、滑らかな書き味の点ではそれほど違いはないようだ。
  • むしろインクのボテが少なくなったように感じる。特に新旧2本の黒0.7mmどうしを比較してみると、新インクのほうがダマができにくいようだ。一定の面積を書いて比較すると、新インクのほうが線の太さにムラが少なく、整っている。
  • 書きやすさと視認性の点から言えば、むしろ PowerTank の黒1.0mm がちょうどいいと感じられる。Jetstream の新インクで 1.0mm は発表されていないが、旧Jetstream の 1.0mm でなぐり書きをするときの「手が滑る」ようなスムーズさと、書いた後のインクがところどころボテッと太くなっている箇所が目立つ点が改善されるのかどうかが興味あるところか。

だいぶ前に、コンビニでトイレ休憩をしたときに購入してあった無印良品の再生紙使用A6判ダブルリングノートを見つけ、買い物メモや雑多な覚え書き等に使い始めました。ノートに上等とは思えない再生紙を使うという発想は正直言ってあまり賛成できませんが、ゴムバンド付きでゴムの張力はかろうじて保たれているようです。殺風景な表紙には何かの景品でもらった Dropbox のロゴを貼り付け、元コンピュータ・フリークらしさを残しております。

(*1): ジェットストリームの新インクだと思ったら〜「電網郊外散歩道」2024年7月

 


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