現代劇「美人妻 情の妻」&女だけの「伊江島ハンドー小」は面白かった!(船頭主の瀬名波孝子さんとハンドー小の赤嶺啓子さん)国立劇場おきなわ小劇場は熱かった。夜の部を見た。資金が幾分潤沢に使えるという事は、舞台美術に...
1年たつのが早い。このひと時がとても貴重なものに思えてきた。それでも思うように目の前の「やるべき事」が達成できないもどかしさが続く。されど、このスピードで生きてきたこの間の過程を思うと
何とも、何が形になるのだろうか?きのう母の百か日の法要だった。御願の
専門の女性にきてもらって火の神、仏前、他に祈りを奉げた。
片付け最中の倉庫の中を物色すると世界文学全集があり、また書棚
から古いスケッチブックを見付けた。中には10代20代の時のスケッチがあった。
スケッチは好きで、中島イソ子さんのように自分の顔の素描が何枚か
描かれている。父の顔、身近な者たちの顔々、風景、んんん、アイルランドで
一人旅をした時も小さなスケッチブックを持っていた。あの時のスライゴの川の
スケッチもあった。ゆっくりスケッチできる電車の旅とか船旅とかできたらいいね。
でも、旅に出る度にすぐ帰りたくなるのもいなめなかった。新しい土地への関心は
旅そのものへの関心というよりある目的のついでのようなものだったのだと、思う。
飽きることなく対話が楽しめる連れがいたら旅は楽しいのかもしれない。ことばの
いさかいがなく楽しめる時を多く持てる人は幸せ!
個々ののささやかな幸せにエールを送りたい!ささやかなつながりの輪、今朝
鶯がちちちちと鳴いていた。母の告別式の日も鶯がちちちちとさえずっていた。今朝も
この家の庭では鳴いていた。何となく鶯が母の魂の声のような気がしている。