
(琉球新報2月19日2021)



(琉球新報2月19日2021)
(つぶやき)
こちらが編集を引き受けた時はおそらく150ページのハードカバーを予定していたので、この薄っぺらさが気になりました。中身は最後の編集責任者の名前だけの関わりがよく分かります。最終的には事務局のお二人の感性ゆえに、ちょっとした粗が見えるのが、残念ですが、一応形になったことで会長の吉田さんは安心でしょうか。しかし、写真が、彼女が提示したものに偏り過ぎて、その事に関して相談がなかったので口をはさみませんでした。
編集者もタイムス、新報のOBと言った手前で形だけ繕ったことが透けて見えます。しかしごくろさま!中身は斬新な寄稿が結構あるので、今後の糧になりそうです。仲程先生の長い論文「歌劇中城情話をめぐって」は割と長い論文だが、もっと付け加えたい事柄があります。それは次の機会に~。
座談会の中身はなかなかいいですね。上江洲由孝さんにはシンポジウムでもいいお話をしていただいたのですが、実直なお人柄がにじみ出ています。八木政男さんも平良進さんも、みなさん誠実な情熱を持っておられることが言葉から伝わってきます。もっと多くの保持者の生の声を集約できたのではないかと悔やまれます。中身をじっくり読んでレスしたいと思っています。
すでにアメリカで琉球歌劇について博論がまとめられ、ネットでも読めます。海外への広がりも含めて記念誌は充実させる予定でした。三島わかなさんの西欧オペラと琉球歌劇については、お願いしてよかったです。比較検証は今後もっと重要になるでしょう。ちなみに世界のパフォーミング・アーツ学会のアジア演劇研究グループに属しているが、アジアの研究者の研究発表を拝聴すると、アジア演劇の主流は歌劇(歌舞)だということがよくわかります。近隣諸国もそうです。そうしたアジアの民衆の伝統的な歌舞・歌劇への思いの深さ、根っこの土壌を見据えていく空間が拓かれていったらいいと思うのですが~。ブロードウェイでもミュージカルが人気です。歌舞劇はなぜか人気があるのですね。なぜ?【続く】



(琉球新報2月19日2021)
(つぶやき)
こちらが編集を引き受けた時はおそらく150ページのハードカバーを予定していたので、この薄っぺらさが気になりました。中身は最後の編集責任者の名前だけの関わりがよく分かります。最終的には事務局のお二人の感性ゆえに、ちょっとした粗が見えるのが、残念ですが、一応形になったことで会長の吉田さんは安心でしょうか。しかし、写真が、彼女が提示したものに偏り過ぎて、その事に関して相談がなかったので口をはさみませんでした。
編集者もタイムス、新報のOBと言った手前で形だけ繕ったことが透けて見えます。しかしごくろさま!中身は斬新な寄稿が結構あるので、今後の糧になりそうです。仲程先生の長い論文「歌劇中城情話をめぐって」は割と長い論文だが、もっと付け加えたい事柄があります。それは次の機会に~。
座談会の中身はなかなかいいですね。上江洲由孝さんにはシンポジウムでもいいお話をしていただいたのですが、実直なお人柄がにじみ出ています。八木政男さんも平良進さんも、みなさん誠実な情熱を持っておられることが言葉から伝わってきます。もっと多くの保持者の生の声を集約できたのではないかと悔やまれます。中身をじっくり読んでレスしたいと思っています。
すでにアメリカで琉球歌劇について博論がまとめられ、ネットでも読めます。海外への広がりも含めて記念誌は充実させる予定でした。三島わかなさんの西欧オペラと琉球歌劇については、お願いしてよかったです。比較検証は今後もっと重要になるでしょう。ちなみに世界のパフォーミング・アーツ学会のアジア演劇研究グループに属しているが、アジアの研究者の研究発表を拝聴すると、アジア演劇の主流は歌劇(歌舞)だということがよくわかります。近隣諸国もそうです。そうしたアジアの民衆の伝統的な歌舞・歌劇への思いの深さ、根っこの土壌を見据えていく空間が拓かれていったらいいと思うのですが~。ブロードウェイでもミュージカルが人気です。歌舞劇はなぜか人気があるのですね。なぜ?【続く】