志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

昨日の寒さが嘘のような陽ざしの下、公園の桜は散りかかっていて、野外ステージで『桜花』を唄う!

2021-02-20 23:25:06 | 日々の記録・備忘録
桜の花を見ながら桜花を唄う。歩きながら歌詞を諳んじる。あまり利用されていない野外劇場のステージに立って、ステージの上を歩きながら、歌詞を覚え大きく歌った。この間カラオケとは無縁で自ら民謡を唄うことは想像もしなかった。しかし、応援のつもりで去年のコロナパンデミック以降も海辺で太鼓を打ちながら、三線に合わせながら唄ってきた。全く民謡を唄うことに馴染んでなかったゆえに、あと100回も唄ったら抑揚のある作詞作曲された歌に馴染むことができるだろうか。一つの曲は音曲に強い若者が音程はできているね、と言ってくれた。


 ( 思やー小と手取てぃ 踊る嬉しゃ 演舞し 微笑む「桜花」)



 ( 花や桜花 美童や美らさ じるに勝やびが 風に訊ちゅさ 風に訊ちゅさ)

「桜花」の歌詞の中に『花や桜花 美童(みやらび)やちゅらさ」がありまた「島結いしぇる髪(からじ)桜花飾てぃ」と歌詞の中に桜花が2回も登場する。桜の花を愛でながら唄った。何度も何度も、すると次第に全ての歌詞がスラスラと出てきた。

野外の石のステージに立って驚いた。下を見るとめまいがするような木の年輪の模様が渦をまいている。めまいを覚えるような不思議な感覚の中、しばらく野外ステージの上を歩いていた。


 (足元を見ると千年の年輪)


  (渦にめまいを覚えるステージ)


   (ステージの足元には渦が巻いているのだと分かった朝!)

人の縁の不思議を歩いている。思いがけない出会いは驚きの連続、一人の女性の人生の光と闇の織りなす色合いは実は着実に変化を遂げていたのである。その事実にただ目を丸くする。人は変化し新たな認識と共に身を豹変し続ける生き物でもある。生きている限り人は発見し、脱皮し、新しい実存を得ることが可能だということを身を持って経験している。どこまでそれが達成できるのか、それは分からない。ただ真剣であることは確かだ。悠長な時間はないゆえに、多少の焦りはあるが、しかし今できることをやっている。

約束を目的を実現すること、『桜花』は微笑んでいるようだった。ピンク色が希望の色に染まっていた朝!

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