全く花が咲かない。もうゴーヤーの実は厳しいかな、と半ば諦めていたが、肥料をやってみた。
買ってきた5本の苗だけである。自生のゴーヤーに肥料はあげにくく、枯れた葉っぱをたくさんかけたままである。その違いが実に反映されている。
シークワーサーを覆っている葉は枯れかかっている。シークワーサーの木に申し訳ないと思いつつ、なすままにしている。
しかし今日の驚きは、ゴーヤーがまだ可愛い黄色の花を咲かせている事だ。
ゴーヤーの種は蒔けば芽をだす。正直に環境に適合していく力を秘めている。人間に食されるために芽をだしツルを伸ばし、そして実をつける。食卓を豊かにしてくれる。感謝せざるをえない。あ、り、が、と、う!やがて9月も過ぎゆく。秋が深まってくるが、亜熱帯の島は12月までさほど寒くはない。
いつまで実が付くのだろうか。
赤い帽子をかぶった子供がゴーヤーの中で暮らしている。
青い家が黄色くなったら、自由に飛んでいく。また同じ庭にもどるのかな、それとも遠くまで冒険の旅にでるのかな〜?
小さな黄色い花が微笑んでいる朝の喜び!