志情(しなさき)の海へ

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南アメリカはネイティヴ=Indigenous people (土着、現地の人々)が政治の中枢に躍り出ている!

2012-06-27 09:27:32 | 世界の潮流

   (蛹になって18日から数えて9日目、昨日大分大きくなったと思ってみた成虫が今朝は見当たらない!命のサイクルは残酷)

チョムスキーとアサンジとTariq Aliの鼎談で興味深いのは、やはり西洋のアフリカ、中東利権が炙りだされていることであり、アラブの春にしても数人の権力者が甘い権力の蜜の座を奪われたが、あくまで石油を基にした資源利権が目的の西洋は、独裁アラブ国家を見逃すのだということ、また旧政権からの変わり目の軍事的力の行使があり、可能な限り旧体制の色(システム)を残そうとする。南アメリカの可能性への言及が興味深い。エクアドルの大統領はアサンジとも対談しているが、南アメリカの統合をビジョンにおいているようだ。北アメリカに対抗する南アメリカ革命が起こっているのらしいことは、なんとなくに感じてはいても、従来の西洋方式の資本主義システムとは異なるシステムが構築されつつあるということばは注目かもしれない。キーワードは原住民、土着の人々のパワーの推進である。

これを琉球弧に置き換えてみたら、中央日本の官僚や知識人集団の頭脳から溢れ出るビジョンではなく、琉球弧独自の目線から、足元から未来を取り返す文化形成の必要である。

これはおかしい、掠め取られている、収奪されている、ODAのモデルケースで富はすべて大和に流れて食べ残しが落とされると感じた時点でそれを覆す文化的運動をしないといけないのかもしれない。掠め取られ、食べ残しを施される、彼らの感性や知性が特別優れているわけでもないのに掠め取られる構造がアチラコチラで浮かび上がっている。

沖縄の中で下層化する沖縄人と渡名喜は言い切ったが、そのへんは来年あたりでももっと充実した書物で内実を暴いてくれることを期待したい。南米に一度は行ってみたいと思いつつ時はすぎる。ペルーやブラジルやアルゼンチンに渡った親族がいる。彼らは彼の地で何を見たのだろうか?どう現地に溶けこんでいったのだろうか?興味深い。南アメリカのindigenous peopleが独自の政治システムを作り上げているのらしい。

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今朝、カラスの鳴き声が遠くから聞こえ、鶯も美しい声音で愛を叫んでいます!

 


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