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沖縄ツーリスト社長の予測は妥当に思えた。「沖縄に来たら必ず組踊を観賞しよう」の流れになったらいいね。また芸の技芸に優れた若者たちを企業が、地域が応援する体制は沖縄文化の体現者養成にもなり、いいアイディアだね。吉田純子さんは文化財調査官のお立場から厳しいお話しです。組踊の公演などで、よく「国立劇場おきなわ」でお見かけしますね。横浜能楽堂でもお会いしました。先日も女性だけの組踊の舞台をご覧になっていましたね。
「発表会で役を演じる若手の固定化」は確かにありそうです。他の方々に機会を与える前にすでに安定した人気と技量をもつ方々に声をかけているのかもしれません。人気度がまたそこからもうかがえます。裾野が広いゆえに、意外と競争は激しいのかもしれませんね。芸道無限、果てのない魅力があります。一方で、大衆芸としての沖縄芸能の面白さがそこなわれているのもいなめません。芸術の格式とは何だろう?お能の舞台でもはじける笑いや溜息など、観衆と舞台が一体化する空間はたまに遭遇しまが、現在の国立劇場おきなわの本物志向→御冠船踊りがそれでいいと考えている文化庁の姿勢はしかし、問題ですね。
無形文化財の質を管理追求、援助(アドバイス)する機関ならば、なぜ現在の四間四方なのかも疑問です。←なぁなぁの文化庁のスタンスですね。保持者選考の決めてになりそうな創作舞踊大賞(国立劇場主宰)も、規定があやふやで、選考委員と応募者のインサイダー取引のような関係が透けて見えたり、どうも沖縄的テーゲーなり事大主義のありようは全てに通底しているのかもしれません。文化庁の政策を含めて、それを黙認・追認している節さえみられます。テーゲー主義は美徳かもしれませんね、しかしその中に沖縄的したたかさもまたあるやもしれません。