
(那覇市竜宮通りです)
「さよなら人類館」を上演したいと思っている内に大学院で博士論文に挑戦し、他、科研の研究が続いたためにこの間全く取り組めなかった「さよなら人類館」である。シリアの演出家が上演した「ゴドーを待ちながら」を見て触発された和美さんが創作した戯曲である。あれから名護市長も代わり、辺野古の状況も変わった。国の強権に押しきられそうな勢いである。今こそ「さよなら人類館」だけれど、知念正真さんがいみじくも言い切った沖縄全体が「人類館」になってしまった。その状況が続いているといえるのだろうか?中身を吟味することから始めたい。
さよなら人類館はネットで台本はUPしている。一時読めなくなったりもしたが、沖縄なり世界の時勢の動きは速い。その中で脚本の中身の再検証が必要になるのだろう。やっと取り組めそうだ。わが街の小劇場でまず初演することを今年のひとつの目標にしよう。キャストは5人だ。オール男優でもいいし、一人は女優を抜擢するのもいいね。実験的であれ、まず形にすることを始めたい。乞うご期待!20世紀を代表するアイルランド出身の劇作家ベケットの作品の沖縄バージョンになる。かなり異なるのだろうか?古着の山が舞台になるね。和美さんの中にある女の無意識・意識の塊が噴出しているとも言える作品だ。戯曲を取り出し読み直すことから始めなければです。公演に向けて備忘録で今年は関連する「つぶやき」を続けますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89ウィキペーディアからの転載です。↓
『ゴドーを待ちながら』(En attendant Godot)とは、劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲。副題は「二幕からなる喜悲劇」。1940年代の終わりにベケットの第2言語であるフランス語で書かれた。初出版は1952年で、その翌年パリで初演。不条理演劇の代表作として演劇史にその名を残し[1]、多くの劇作家たちに強い影響を与えた。
サミュエル・ベケット(Samuel Beckett, 1906年4月13日 - 1989年12月22日)は、アイルランド出身のフランスの劇作家、小説家、詩人。不条理演劇を代表する作家の一人であり、小説においても20世紀の重要作家の一人とされる。ウジェーヌ・イヨネスコと同様に、20世紀フランスを代表する劇作家としても知られている。1969年にはノーベル文学賞を受賞している。