7月10日、沖縄外国文学会第25回大会で
沖縄演劇に見るシェイクスピア「オセロー」の表象
ーー沖縄芝居「按司と美女」と新作組踊「今帰仁落城」を中心に
を発表する。
質疑合わせて30分だから十二分に論じられない
問題はあったが、言いたいエキスはある程度話せたという所は
先日の博士論のコンセプト発表と質疑およそ80分よりは達成感はあった。
実際の舞台が9月11日、12日に国立劇場おき . . . 本文を読む
カオスの中で結果は、準備不足が明らかでこの間の研究の一部を開示することで逃げた形になりました。高橋孝代さんや与那覇潤さんの博士論文を意識しながら、少しは焦点を絞りたいと思いつつ、十分思考を凝らしたものになりえなかった曖昧さがもろに出ました。頭の中のランダムな思念を並べてしまいました。それでも高良先生、宮城先生、郁江先生、山里先生、大城先生はコミットしてくださり、逆にエールを送ってくださいました。あ . . . 本文を読む
最近は境界論が飛んでいる。高橋孝代もまた境界の人類学を書いた後、似たような論を展開している。Identity Politicsは、まだまだ人気があるようだ。われわれは皆重層的なアイデンティティを生かされ生きている、でいいではないかと、思うが、どうも単純ではないようで、人が拘る研究テーマはあれもこれもとはいかず、人は境界(限界)をまた生かされているようである。
高橋さんが博論でも紹介しているGlo . . . 本文を読む
猫に追い詰められたネズミは牙をむき出し巨体の猫に立ち向かうという。そのままかすり傷をつけても逃げ切るか、巨体の猫の餌になるのか?
袋小路に陥った時、さて人はどうする?極めて自分自身のことだが、開き直るより他に術はないのだろうか?無知を晒す。力のなさを晒す。弱さをさらす。侮蔑を浴びる。そして時が来るのをひたすら待つか?つくづく、受苦(パトス)を生きていると思う。それと計画性のなさを思い知る。
課 . . . 本文を読む