夜中にうるさく鳴いているムシはクツワムシではないのらしい。クツワムシについて公開されている論文を読むと植生から見ると沖縄にクズはあまりなく、ススキはあるけれど、食になる植物に異変があるようだ。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jila/77/5/77_599/_pdf 論文「都市近郊の農村域におけるクツワムシの生息実態」この小論を読んで、家の庭の状態と照ら . . . 本文を読む
月桃の葉の上で一本足のないクツワムシを見た事があった。写真に撮った。その時名前が分からなかった。 そのバッタがあんなにけたましく鳴くクツワムシと知ったのは先ほどの事だ。その正体がわからないままにいた。夜中に入ってきたバッタを捕まえて写真に撮ったのは２日ほど前の夜だった。先ほど、「けたましく鳴く秋のバッタ」で検索してみてはじめてその名前がわかった。スマホで撮った写真と見比べながら探した。 いつもけた . . . 本文を読む
彼女が9歳の時、那覇港でテープを投げて見送った。あれ以来、彼女の話はよく聞こえてきた。優秀で医者と結婚し、トヨタ会社の社長秘書をしているとか、子供たちが大学を卒業して、離婚、それからニューヨークで暮らしてるいるとか〜。(なんとアメリカに十数年住んだ後、帰る場所はペルーということで、リマの自宅に戻ったとの事だった。） お母さんと似て、綺麗な女の子だったイメージが記憶に残っているままに、彼女の人生の彩 . . . 本文を読む
午後から晴れたので、枯れたシークワーサーの先っぽを切る作業をして、樹木の根っこの所から真ん中辺りまで、カミキリムシ予防ネットを巻きつけた。 同じく、菜園の真ん中にあるシークワーサーの樹木の根っこの部分から枝が三つに分かれた部分辺りまで、防虫ネットをぐるりと巻き付け、麻の紐で固定した。 それから2階までのびたニガウリに大きな実がついていて、2m以上の脚立を立てて、長い棒状の剪定鋏を持って収穫した。思 . . . 本文を読む
「沖縄芝居」ー文化の記憶と再現真喜志先生との出会い真喜志康忠先生の琉球大学における方言学演習クラスに初めて顔を出したのは、今から五年ほど前、方言研究者の狩俣繁久先生に電話で授業の聴講をお願いして実現した。そして真喜志先生との出会いは、想像以上に豊かな「沖縄芝居の世界」への旅立ちとなった。聴講の動機は、子供の頃から村芝居を見慣れていたゆえ、無意識の内に私の血となり肉となっているはずの琉球芸能、とりわ . . . 本文を読む
金井喜久子https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E4%BA%95%E5%96%9C%E4%B9%85%E5%AD%90は、戦前の沖縄の歌姫多嘉良カナの妹。お二人は宮古島出身で川平家のお嬢さんでした。川平家は首里の由緒ある名家です。首里から宮古島に検見使者相附として派遣された川平里之子親雲上朝章と現地妻（宮古）の美しい女性マツとの間に生まれたのがオミトで、彼 . . . 本文を読む
よく知られたサスペンス作品。トリックがわかれば、「ああそうか」になってしまうが、サスペンスではなりすましはわりとある。こちらは妻が別人として登場だが、別人の夫や兄が登場するサスペンスもある。生きていた男：映画作品情報・あらすじ・評価｜MOVIE WALKER PRESS 映画生きていた男(1958年5月17日公開の映画)の作品情報。あらすじ、上映スケジュール、評価・レビュー、関連ニュース。死んだ筈 . . . 本文を読む
10月半ばから11月、ニガウリはけなげに花をつけ、実をぶら下げている。シークワーサーの樹木の上や、老木の琉球月橘 の上にも蔓が伸び、その上を覆っているたたずまいである。それで時に実を見つけられずに黄色なるまでそのままにしていたりする。シークワーサーの実を摘まんで食べながら、ニガウリを探した。6本は見つけた。同じように琉球月橘の上を見上げると実がぶら下がっている。昨今は実をそのまま刻んで甘酢漬けにし . . . 本文を読む
昨今、救急車で運ばれ、琉大病院に入院して、病室から明るい元気な声で電話でお話したのが最後の声でした。抗癌剤をやめた後、声が出るようになったと喜んでいたことが、嘘のようです。また舞台に立ちたいと話していました。今朝、信仰する仏教の御本尊さまに迎えられ、安らかに逝かれました。『大城幸子独演会』に来て下さった皆様にお伝えしたいと思います。 尚、幸子さんが作詞・作曲した民謡は、彼女の歌三線の音源 . . . 本文を読む
民謡だけではなく古典も優れた方だという事に驚きます。演目は古典音楽と民謡の両方が楽しめます。新しいなはーとの大劇場での舞台公演、国立劇場おきなわのキャパの二倍あります。ダイナミックな舞台になることでしょう。 . . . 本文を読む