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夜中にうるさく鳴いているムシはクツワムシではないのらしい。クツワムシについて公開されている論文を読むと植生から見ると沖縄にクズはあまりなく、ススキはあるけれど、食になる植物に異変があるようだ。
この小論を読んで、家の庭の状態と照らしあわせて、幾分納得できるところがあった。ススキがあることや高茎草本群落、樹林地とある。しかし主食のクズは沖縄には少ない。なぜか不思議で、調べてみると、タイワンクツワムシがいた!https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AF%E3%83%A0%E3%82%B7
なるほどだった。11月現在でも激しく鳴いている。
毎年夜にうるさいほどに鳴いていた昆虫の正体がやっとわかったことは、なぜかスッキリとした。しかし不思議は続く。なぜここに?ブーゲンビリアが以前は生い茂っていた。そして今でも高木、低木がある。わかったことは、クワズイモである。彼らはそれを食する。芋が食べられるわけではないクワズイモを気がついたら抜いているか、その葉っを刈り取っていた。でもタイワンクツワムシの好物なのだ。納得。
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クワズイモが月桃の隣に!これは変種に見える。
ギイッ!ギイッギイッ!ギュルルルルル と夜更けまでずっと鳴いている虫たちの愛の雄叫びにまいってしまう。人は思いをどう叫ぶのだろうか。
小さな庭は不思議に包まれている!庭物語はまだまだ続きそうだ。