この空気入れは、10年以上も前に買ったものだったが、手持ちでポンピングするタイプなので、腕がすっごく疲れるわりにはあまり空気が入らず、ズーとお蔵入りしていたものだったが、メリダのバイクにしてから以前の自転車に付けていた大きめのポンプが付けられなくなってしまったため、小型のこのポンプがまた日の目を浴びる事となった。
さて、どうしたら7kgものタイヤ圧まで入れられるか?
ネットでググっていったら、「グランジ(GRUNGE) ポンプアダプター 」なる物を発見。
これを使えば、手持ちでのポンピングでは無く地面に押し付けるポンピングが可能になり、きっと満足のいく空気圧まで入るはず・・・・
早速購入してみた。
しかし、この暑さだったので実験するにも気が引けて実際に試す事無く自転車に装着したままになっていた。
意を決して実験。
最初につまづいたのが、ポンプと延長ホースの繋ぎ目で空気が漏れ、圧力が上がると外れてしまう。
良く構造を分析したら、もっと奥まで差し込む必要がある事が分かったが、そのまま押し込んでも入って行かない。
ポンプ側の中は周囲がゴムで出来ている。 また、延長ホース側にはネジが切ってある。
そこで、延長ホースをねじ込んでみたら、どんどん奥に入って行ってスッポリ収まった。
これで、レバーを上げて固定したら、今度は外れる事も無く空気も漏れずに入る事が分かった。
次は、タイヤの空気を一旦全部抜いた状態から7kgの空気圧まで何回のポンピングで達成できるのか?
前述の思惑どおり、延長ホースのお蔭でポンプを地面に垂直に立ててポンピングを上から思う存分力を入れる事が出来る様になった。
最後は体重を掛けてポンピングも可能だ。
200回のポンピングで、パナレーサーのゲージ付き空気入れに差し替えて空気圧を測定。
3kgぐらいしか入っていなかった。
更に、100回プラスで300回目で、ドーだ!!
やっと! 4kgになった!
ここで、親指の付け根付近に豆が出来そうになったので止めた。
ネットでググると、そもそもこんなポンプじゃ3kgくらいまでしか入れられないとかの書き込みを目にするが、確かに手持ちだと最後の踏ん張りが利かない(空気入れは1回毎の最後の一押しが重要)し、ヘタに力を入れすぎるとフレンチバルブが曲がってしまいそうなくらい、要らぬ方向に力が入ってしまう事もあり、嘘でもなさそうだ。
また、この手のポンプだと7kgにするには500回以上のポンピングが必要だとの書き込みもあるが、これは結構いいデータかも知れない。
でも、4kgも入っていれば実用上は問題なく走れると思うので、緊急対応としてはこの辺で妥協しても良さそうだ。
妥協を許さないとか、体力に余力があるのなら500回のポンピングに挑戦しても良いんじゃないでしょうか。 この先は力要るぜー!
CO2ボンベとの併用を考えた方が得策だと思う。
この実験によって、、「グランジ(GRUNGE) ポンプアダプター 」があればポンピング方法が改善でき、小型ポンプでも必要な空気圧に出来る事が分かった。
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