リーフに乗る時、何時もスマホからBluetooth接続で車内スピーカーで音楽を聴いています。
ところが、昨年夏くらいから時々Bluetooth接続して30秒もしないで、Bluetoothが切れてしまう状況が頻発して困っていました。
完全にそうなる訳ではなく、うまく行く時もあるので原因が分かりませんでした。
リーフの画面には
「スマホ(機種名)から切断しました」
と表示されます。
スマホ画面側では特段それに関わるメッセージは無く、ただ音楽が一時停止状態になってBluetooth接続が解除されるだけです。
でも、3月に入ってからその事象が更に頻繁になり、殆ど車内スピーカーから音楽を出せなくなって来ました。
そこで、徹底的に原因を究明することにしました。
状況1:現在は10回に一回も正常に接続できなくなっています
状況2:リーフ画面には「スマホ(機種名)から切断しました」と表示
状況3:時々、車のスピーカーとスマホ両方から音が出る事象も起きる
状況4:スマホの再生アプリに関係なく発生
状況5:スマホを再起動しても直らない
状況6:他のモバイルスピーカー等へのBluetooth接続では発生しない
この状況から、スマホとリーフ間のBluetoothのやり取りにだけ何らかの原因が有るのだろうと考えます。
ただ、リーフ側としてはあくまでも相手側(スマホ)が切ったんだよとメッセージを出しているのが気になります。
しかし、スマホは何も変わっていないし、OS等のバージョンアップもしていません。
リーフ側を考えると、昨年4月にディーラーで車検を受けた際に地図データーをUPして頂いただけです。
あとは、
強力磁石のスマホホルダーの磁力が影響したかとも思いましたが、そもそもそのフォルダーを使い出したのは12月ですからそれ以前からの事象なので関係ありませんし、磁石フォルダーに取り付けなくても事象発生します。
とりあえずスマホ内のBluetoothに関わる設定を一つ一つ見ていきました。
Bluetoothに関わる設定情報って、表向きには殆どありません。
「設定」の「システム」の中で「開発者向けオプション」に入ると、なにやらBluetooth関連情報が沢山ありました。
もしかすると、何かの拍子にBluetoothのバージョンが変化した可能性もあるかな?
と、バージョン情報を幾つか見ていくと「Bluetooth AVRCP」という聞きなれないバージョン情報があり、選択可能なものでした。
初期設定はVer1.4になっています。
最初にこのバージョンを最新のVer1.6にしましたが、変化なし。
ところが、初期値のVer1.4より古いVer1.3にしたところ、事象が出なくなりました。
そのバージョン毎にBluetoothで相手の機器の動作制御可能な項目(曲名の表示の可否やフォルダーの認識、ランダム再生可否など)が違うようです。
また、新しければ良いと云うものではなく、相手機器によっては旧バージョンでないとダメな場合も有るようです。
偶然にも全く同じBluetooth AVRCPのバージョンを古いバージョンにしたら解決したと云うものです。
ただ、一度古いバージョンにして直った後に新しいバージョンに戻しても事象の発生が無くなったと云います。
私も、最初の設定のVer1.4に戻してみました・・・・
本当だ! 不具合事象が出ない!
ところが、リーフの電源を切って再度接続すると再発します。
私の環境ではどうやら一度古いVer1.3にして直ったあと、接続したまま元の初期値またはそれより新しいバージョンにしても事象は出ませんが、一度接続を切ってから再度リーフと接続した場合にはVer1.3以外では事象発生になってしまう様です。
つまり最初の接続時だけに影響が有る事なのだと思います。
普通に音楽聞くのに新しいバージョンでないと不都合が生じる訳でも無いし、Ver1.3でも他のモバイルスピーカーにおいてもなんら不都合は生じませんでしたので、このままVer1.3で使って行こうと思います。
(もう既に3日経ちますが、完璧に事象は出なくなりました)
Bluetooth AVRCPのVer1.3とVer1.4の違いって、フォルダーの認識の有無とトラック指定再生の可否だけみたいです。
結局、私の リーフとスマホの組み合わせ の場合にはVer1.3以外は正常動作しないという事のようです。
スマホ側でこんなBluetooth AVRCPのバージョンの更新が知らない内に起きていたのでしょうか??
データスタック的なものならスマホの再起動で直りそうなものですが、それでも直らなかったし・・・
真の原因は分かりませんが、対処方法が明確になったので、今後別なスマホで再発した場合には直ぐに対処することが出来ます。
同様な事象でお困りの方は、一度試してみてください。