今日も、数え切れないほどの事が沢山あった。
最大の感動は先日のバラがもしかすると生き返るかも・・・・!
8月20日投稿のブログで最後に載せた「コーデリア」と云う品種の最後に残された細い茎を水に浸けたと云ったが、恥ずかしながら、あの根の付いた茎は実は同じ場所に生えていたコスモスの茎でした。
夕方の薄暗いところで土を掘り起こして取って来たので間違った様で、翌朝になってよく見たら茎の真ん中が空洞になっていて木であるバラの茎が空洞のわけないでしょう。
そんな事で、再度花畑の掘り起こした場所に行ったら、バラの細い茎は確かにありました。
真っ黒くて固くなった根の上に一本だけ細い茎が出ていました。
それでも生きようと懸命になって伸びた細い茎は無残にも草刈機で切られ、2cmくらいしか残っていませんでした。
太くて黒くて石のような根を良く洗って詳しく観察しましたが、既に枯れ木になっていて、生きた根はどこにもありませんでした。
そこで、思い切ってその生きた細い茎の少し下で切ってみると、やはりそこも枯れ木であり、そんな場所から良くこの茎は伸びていたものだと、生命の力の凄さをまざまざと見せつけられました。
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でも、そんなに強い生命力ならきっと生き返るはず!
小さなポットに鹿沼土を入れ、中央に若干の腐葉土を入れてそこに挿し木をしてみました。
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それが、4日経った今日、茎の途中から芽が出ていました。
これには感動しました。
実は6月にも細い枝を切って挿し木しましたが、全滅。
その後、暑くて草刈も出来ずに土植えのバラの周囲は草だらけで、気づいた時にはバラは小さくなっていてどこに有るのかさえ分からなくなっていました。
これがもし駄目だったら、もうどこにもこの品種を繋げるものは私の手元には残されていません。
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最後のチャンスです。
育って欲しいです。 そしてまたキレイなグラデーションの花を見てみたい。
今日、先日行ったヒロガーデンで、バラの土造りの講習会があると聞いていたので、この鉢を持って講師の方の話しを聞きに行きました。
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午後1時から3時まで2時間も掛けて詳しく土造りの基本を教えて頂きました。
とても分かりやすく、戴いた資料にはびっしりとメモを書いて来ました。
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途中の休憩時間に、講師の方に持って行った鉢の様子を見て戴きました。
「これなら大丈夫」と云って戴き、今後の注意点も戴いて絶対に失敗が許されないだけにマジで真剣に聞いて来ました。
講習会の最後に4人だけにプレゼントがあると言って、ジャンケン大会がありましたが、
なんと、最後まで勝ち抜いてそのプレゼントを頂きました!
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これは、絶対「良いこと」つまり、「バラの苗の再生が出来」る兆候だと確信した。
あんなに気に入っていたバラなのに、もっと勉強してこんな状況になる前に何故対処出来なかったのか反省し切りです。
講師の方のアドバイスでは、根は土が乾く時に伸びるのだと。
だから、水をやりすぎても駄目らしい。頑張ろう。
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今日はもう一つサプライズ。
この講習会が終わった直後に皇太子様が那須に静養に来られ、丁度ヒロガーデンの前の道を通ると云うので受講者皆で歩道に出て手を振って迎えました。
左側にはまさこ様が居て窓を少し開けて手を振っていました。
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左手で手を振りながら、右手でモニターも見ずにシャッター押したので少し流れてしまいました。
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家に帰って来たら、凄い景色が・・・
分かります? 雨のカーテンが下りてるのが。
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幸い私の家のところへは、この雨雲の中心は来なかったので大した雨にはなりませんでした。
そして、今日の講習会で聞いた「夏選定」を先日買ってきたバラの苗に施しました。
今朝の時は、花の蕾が膨らんで咲き出すのが楽しみでいましたが、講師の方の話を聞いてここは我慢我慢。
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ばっさりと剪定して蕾も無くなってしまいました。
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先日買って来たバラは今年の新苗だったので、今は根を充実させることが重要で、冬越しのための大切な剪定らしい。
なので10月の時までその楽しみを残すことにしました・・・・
あー待ち遠しいですね。
新しいバラの花に出会う喜びと、生き返ったバラの苗を見る喜び。
今日も一日良い日でした。