今日は朝から良い天気に誘われ、8月1日のあまりの猛暑で行けなかった那須殺生石にライドして来た。
しかし、晴れたは良いが日が高くなるにつれ8月1日の猛暑まではいかなくとも湿度が高くムシムシ状態だった。
昨夜はチェーンの汚れが気になったのでタオルで何度も何度も綺麗にし、チェーン一つ一つの可動部分に少量の油を差し、更にタオルで綺麗に磨き上げた。
その甲斐あって、今日は何時もよりチェーンの音が静かだし、心持ちペダルも軽く感じた。
広谷地手前で、前方左からチャリダー登場。 暫らく後ろをついていたが、車が途切れたところを見計らって抜かせて頂いた。
ここまでは全然元気で延々続く登り坂を登って行ったが、一軒茶屋を過ぎて更にきつい登り坂になり、かなりしんどくなって来た時にホテルサンバレー那須を過ぎたところで道路工事により強制停止。
3分位休んだらまた力が湧いてきて温泉神社入口まで上り詰めた。
ここで一休みしていると、殺生石方向から歩って来たおじさんに声を掛けられ、私の自転車に興味津々で10分以上お話ししたのではないか。
船橋から温泉旅行で来たらしく、そのおじさんも最近ロードバイクを始めたそうだ。 歳を聞いたら70歳だと云うから驚きで、50台後半位に見えた。
そんな出会いがあり楽しい時間を過して、温泉神社にお参りをして行く事にした。
自転車は一番奥の社まで階段を片手で持って登り詰めた。
私の家の地域の神社も「温泉神社」でその原点がここの神社になるらしいと聞いている。
おみくじを引いたら中吉だった。先ずは一安心し、お参りを済ませ、無事帰宅を祈った。
境内から直接殺生石に行く事が出来るので、砂利道を下る事にした。
神社の境内を右手に出ると眼下には殺生石が見渡せる。
砂利道を下って行って殺生石に出る手前に温泉神社の説明書きがあったので、家に帰ってからじっくり読もうと写真を撮った。
最後の方に、自宅近くの温泉神社との関わりも確かに書いてある。
そして、殺生石に到着。
今でも、この辺一帯は硫黄の匂いがするが、昔は今以上に亜硫酸ガスが噴出していて、写真中央の大岩付近の上を鳥が飛ぶと落ちて死んでしまった事から「殺生石(せっしょうせき)」生きる物を殺す石と云われるようになったらしい。
暫らく見入っていたが、後ろを振り向くと、眼下にはモクモクと雲が沸き出していた。
ちょっとこれはヤバいかも知れない。
雨は嫌だね。
出来れば、大丸まで登るつもりで来たが、八幡から下る事にした。
しかし、殺生石から八幡までが、これまた結構な登り坂尽くし。
やっと着いた。 良い眺めだ。
逆光で見づらいが、標高1010mと書いてある。
見えている雲の底辺とほぼ同じくらいの高さに感じる。
ここからは、逆ルートは絶対来たくない急な下り道となっている。 路面も悪くしかもロングで別荘地の中を通るルートだ。
ちょっとブレーキを緩めるとあっという間に時速60km出てしまう。
安全第一で、ブレーキをガンガン利かせて降りて行ったが、途中から舗装が良くなったのでちょっと飛ばした。
家に帰って来てアクションカメラの動画を見たが、それはそれは恐ろしい程の迫力動画だった。
その後、伊王野まで下って294号線を南下して帰途に着いた。
夕方になり、外には虹がかかっていた。
今日一日良く走った!