新しいスマホが届いて1週間になった。
準備期間も終了し、やっと落ち着いて普段使いが出来るようになってきた。
今の時点で、気が付いた事をまとめてみる。
旧スマホ:ASUS ZenFone 5 (A500KL-WH32) Android4..4.2
新スマホ:ASUS ZenPhon4 MAX Pro(ZC554KL) Android7..1.1
1.電池の使用可能時間が大幅に伸びた
何といってもこの件は影響が大きい。旧スマホ2100mAh→新スマホ5000mAh 約2.5倍の容量。
何をするにも電池切れの心配をせずに使えるのは気持ちが良い。
普段使いでも、丸丸2日間を余裕でクリアできる。
この写真の縦線は1間隔が1日です。月曜朝6時に充電器から外して使用開始して火曜日の深夜0時に充電し、翌朝水曜6時にまた使い出して木曜の深夜にまた充電開始になってます。
連続で日中を2回経験しても15%~20%くらいは残量が残る感じです。
恐らく一日中ビデオ撮影のために固定カメラのモニターおよびリモコンとして使っても全く問題ないレベルだと思う。
2.Wi-Fiの距離が伸びた。
家の中で使用しての状況だが、今まで2FのWi-Fi電波を1Fのバスルームではやっと1つレベルが表示されるかどうかだったが、新スマホでは3レベルも有りネット通信も全く問題ない状態となっている。
まだ実験していないが、これはビデオカメラのWi-Fiでの遠隔モニタ距離も大幅に伸びる可能性が高い。
大きなホールや体育館などの端から端などの通信が今まではかなり厳しい状況だったが、もしかすると今後は難なく可能となる可能性がある。
早速実験してみた。
行き止まりの道路の奥にカメラを設置して制御限界の距離を探った。カメラが地面近くに小型三脚でおいてあります。
****SONY FDR-AX55の場合****
スマホからの遠隔でカメラのシャッターを切って私が写っていますが、マンホールまでの45mでした。
****SONY FDR-X1000V(アクションカム)の場合****
私が写っている市道の奥まで行きましたが、接続は切れず田んぼの中まで入るわけにも行かず測定限界を確認出来ませんでしたが、そこまではカメラから60mあります。
以前のブログで、HDR-AS100で限界距離を測定したことがありますが、18mでした。
ただ、この時はスマホではなくカメラ付属のリモコンモニタでの確認結果でした。
そこで、今回旧スマホでも実験したところ、なんとFDR-AX55では旧スマホは55mでしたので、新スマホは旧スマホより制御限界距離が短い結果でした。
しかしながら、モニタ画像は新スマホの方が滑らかに写っていて動画確認には有利です。
旧スマホは10mを超えるとモニタ画像がカクカクと動きが悪くなります。
結果的には、45mもあればホール撮影の場合でも遠隔操作には支障ないと思いますので問題はなさそうです。 でも、アクションカムの方がWi-Fi電波が強いとは思いませんでした。
ちなみに、家の中のルータWiFi電波は旧スマホでは家の庭周辺までしか届かなかったのが、その先まで家の中のルータWiFiを使う事ができたので、やっぱり全体的には確実に距離が伸びていると思う。
3.Bluetooth機器との再通信の復元が確実になった。
ロードバイクのケイデンスやスピード、心拍数などの情報はGARMINの「vivoactive」とスマホ間をBluetoothを使って通信して各種情報をスマホで確認できるが、今までは一度機器との距離が離れて通信が途絶えると直ぐにログアウト状態になってしまい、ペアリングし直す必要があり都度「vivoactive」に表示されるパスワードをスマホのアプリに入力しないと再ペアリング出来ずに、ひどいときは日に数回行う必要があった。
しかし、新スマホになって確認すると、電波が届かなくなって通信が途絶えても再度電波強度が回復すると自動的にペアリングが復帰してそのまま使えるようになって頻繁にパスワードを設定する手間が無くなった。
ただ、確認したところスマホ側のアプリ「GAMIN Conect」のバージョンが新スマホにインストールしたものの方が新しかったので、そのアプリ内の機能が改善された可能性もある。
ちなみに旧スマホで使っていた「GAMIN Conect」のバージョンは「3.22.2」で、新スマホにインストールしたものは「4.2.2」だった。
ただ、旧スマホに「4.2.2」をインストールしようとしても、「アプリは既にインストールされている」となって、インストールできない。
勝手な想像だが、旧スマホのOSバージョンAndroid4..4.2にはGAMIN Conect Ver.3.22.2しか最新バージョンとして対応していないのかも知れない。
そう云った観点からも、新スマホにした意味はありそうだ。
4.スマホ搭載のスピーカーの音が格段に良くなった。
基本的に最近は外で音楽を聞く場合でもSONY SRS-HG1のスピーカーを通して良い音で聞いているが、ちょっとした場所でヘッドフォンやイヤフォンでは無く、音楽を気楽に聞きたいときもあるが今まではスマホからの音ははっきり云って期待はずれの音であまり聞く気がしなかった。
しかし、新スマホの音はかなり進化した。 低音もある程度確保してシャリシャリ音ばかりではなく有る程度音楽を聞ける程度の音質になっていた。
ただ、音も大きくなっていてそれはそれで良いが、画面脇のボタンでの音量調整のピッチが荒くなってイヤフォンで聞く場合も丁度良い音量にし辛い。
この対策は画面脇の音量ボタンを押すと画面上に一瞬音量調整アイコンが出るのでそこをタップするとボリューム調整画面が出て、スムースに音量調整ができる。
それと、この機種は旧スマホ同様スピーカーの穴は2箇所あるが、実際には右側だけにしかスピーカーは入っておらず、モノラルです。
ただ、これほどの近距離のステレオスピーカーでステレオ感を得るには相当顔に近づけて聞く必要があると思うが、それならイヤフォンで聞いたほうが良いのでさほど気にはならないが、どうせならステレオスピーカーになっていればそれはそれで嬉しいのだが・・・・
5.ダブルレンズの恩恵
私は、どちらかと云うとカメラは広角派で、広角の画角を多用している。
ブログにもよく載せている写真もSONYのアクションカムの120度画角で撮っている物が多い。
しかし、今度の新スマホはダブルレンズになっていて、通常画角と広角のレンズが別々に2つ付いていて即座に切り替えて撮る事が出来る。
アップにしたければズームして撮れば良いから広角レンズだけでいいんじゃないと云われる方も居ると思うが、スマホのレンズは固定でズームはあくまでも画素の一部を拡大してデータに収めてるだけで、ズームすればするほど画質は悪くなる。
ならば、最広角で撮ってパソコンで一部を拡大するのと何も変わらないので、そのほうが画角を後で調整できるだけ使い勝てが良い。
私の主観では、光学ズーム搭載でなければスマホはズームで撮るべきでないと考えている。
そこで、このダブルレンズが生きて来るわけだ。
標準と、広角レンズを2つ持つことで、画質を落とすことなく2種類の画角の選択が出来るわけだ。
試しに、いつも行くCafeの写真を撮り比べてみた。
****標準レンズ選択****
****広角レンズ選択****
自撮りの場合でも広角レンズは役に立つ。 よく「自撮り棒」を使って撮っている人も居るが、広角があれば無理なく手を伸ばすだけで自撮りが出来る。
更に、シャッターを押した時の疑似シャッター音がかなり小さくなり、殆ど周囲の人には聞こえない程度。 ホールでのコンサート録音でも、観客の方がスマホで写真を撮る「カシャ」と云う大きなシャッター音が随所に入っていて、収録にも影響が出るのは勿論だが会場の雰囲気を壊している。でも、この程度の音なら全く雰囲気を損なわずに済む。
これまでのスマホは隠し撮り的な犯罪を防止するためにわざわざ大きなシャッター音を疑似的に出していると聞いた事があるが、今や無音に出来るアプリなどもあるし、大きなシャッター音を出す必要性も無いので、最低限自分がシャッターを押した事を確認できる程度の大きさにしたのかも知れない。(勝手な想像です)
6.外観は少し大きくなった程度だが、画面サイズが大分大きくなって見易くなった。
左の旧スマホは5インチ、右のスマホは5.5インチだが、このサイズはあくまでも表示画面部分のサイズなので周辺の画面と枠の間が小さくなれば外観はそれほど大きいさの差が出ないということになる。
この辺のサイズが、胸ポケットに収まる限界だと思う。