このところ、ブログをしばらくお休みしていました。
先日、「人生の岐路的な悩み事」とブログで書いたものだから
心配して電話を頂いたtaniさん。ご心配をおかけいたしました。
震災で、屋根がかなり傷んだ事は3月のブログでも書いたとおりですが、
その後、罹災証明や地震保険を頂くのに検査を受けたりして隅々まで
見ていくとかなりの被害を受けていることが徐々にわかって、6月の時点で
既に悩み事の実態が自分の中で明確になっていきました。
天井と壁の間も2cm以上隙きていますし、サッシなどもひどいところは
枠がゆがんだため、上の部分で2cm以上も隙間が開いて鍵が閉められ
ない状態ですので、防犯上の話もありブログでは書き込めませんでした。
今は針金で鍵の部分を固定して閉めっきりにしてあります。
お風呂の隅も2mm~5mmも隙間ができていて水がジャンジャン
その隙間に流れていたのに、3か月間も気が付きませんでした。
相当床下に水がたまっていた事でしょう。
基礎もヒビが入っており古い工法の基礎だから、もはや修繕では
済まない状況で、上物にいくら金をかけても無駄だと言われました。
なにより、体に感じないような震度1以下の地震でも家全体からギシッ!
と音が出るので怖いです。もう一度震度5強の地震が来たら倒れるかも
しれません。
建て替えしなければいけないんだ・・・・
そんな計画、無かったし、それ用の予算なんてある筈がありません。
貯金やら積立やらぜーんぶかき集めて数字にしましたが、頭金が
やっとです。
これまで教育費にかなり金を回していたので仕方ありません。
それで、人生の岐路的な状況だと前々回のブログに書き込んだまま
その金策のための銀行との折衝と複数住宅メーカーとの攻防を
ここ一か月くらいズーとやっていました。
なんとか目途がついて、昨日某住宅メーカーと契約しました。
今年度末には完成する予定です。
見積もりを依頼するにも、広さや間取りを口頭で伝えていては、ラチが
あかないと思い、CADのソフトを買って自分で設計してしまいました。
それを持って住宅メーカに見積もりを出させ、内容と費用比較を行い
この短期間に住宅メーカを特定できました。
住宅メーカの方もみんな「こういうお仕事されているんですか?」って
言うので、素人だと言うと、一様にびっくりしていました。
最近のソフトは凄いですよ。(私が凄いわけじゃないってこと)
私でも2,3日で、立派な図面が書けちゃうんですから。
出来上がった平面図から3Dの立体画像にできて、家の外観はもとより
家の中だって、くまなく歩くこともできます。
ピアノやテレビ、家具、キッチン回りの物も全てその図面の中に実寸で
入れられるので、建てた後で洗濯機が入らなかったなどと言った事は
ありませんし、実際の目線ですべて確認できるので確実な設計ができます。
勿論、地震に強い設計方法も説明がありますし、収納力や、階段の安全性
等もチェックできます。 それと、太陽光発電に関しても、屋根の向き、勾配、
その地域の年間日射データにより、正確な発電シュミレーションができ、売電
による返済シュミレーションにも役立ちます。
それを可能に出来たのが、5月に自作したパソコン「VEGA」のおかげです。
このスペックが無かったら、3Dも役に立たなかった事でしょう。
これまでの全ての状況が家の建て替えに役だってくれました。
でも、本当に大変なのは、これからの借金地獄ですね。
参考に、設計したリビングダイニング付近のソフトウェア上で見た
ウオーキング画像はこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/4b/1e409035cc24d473d9b691d80bba7d42.jpg)