先日YouTubeを開いた時にショートムービーに廃材トランスのコイルを組み合わせて発電機を作る動画があり、面白そうだったので元のソースを見ました。
多分中国の方の田舎に住んでる方の様でしたが、これは既存のモーターを自分で作ると云うもので小型エンジンでモーターを回して電力を得ると云う極普通の成り行きの自作発電機作成動画でした。
まあ、廃材のトランスのコイルを使ってモーターが自作出来ると云ったところです。
ところが、それを見終わって関連動画として
「自由エネルギー発電機。 すべての秘密が明らかになりました。」
という動画が表示されました。
それが下の写真です。
左側のモーターは自分で改造工作したもので2つのモータが写真の向こう側でベルトで繋がっていて回転を伝える事で右側のモーターを回して発電する様です。
その一部の電力はまた左側のモーター駆動に使われて回転し続けるらしい。
最初、工作の場面から入るので、どうせ永久機関とか云って時間が経てば止まってしまうんだろうと鷹を括っていました。
ましてや、永久機関は自分の動作を維持するのがやっとな訳で、中で循環している電力(エネルギー)を横取りして使ったら即刻停止だろう・・・
それを証明する動画がこれです。
コンデンサーを使って25分間動作し続けたそうですが・・・
が、しかし!!
最初の動画ではその発電した電気が出ているコンセントに電化製品を繋いで一部の電力を使ってもモーターは止まらず回転し続けて発電は続いています。
「自由エネルギー発電」って??「フリーエネルギー」の事?
「自由」は和製英語にすると「フリー」? そんなところか?
どうやら、左側のモーターの強力な永久磁石(ネオジム磁石)とモーター間の結線方法がそのカギを握っているらしい。
宇宙の磁気エネルギーを利用するのか?
動画の最後に「この技術は既に60年前に発明されていて特許になっている」と説明が入ります。
60年前ってニコラ・テスラ(1856年 – 1943年)の時代のちょっと後ですね。
更に、その特許は「隠蔽」されていてこの発電機を作ったり売ったりすると作成者の生命に危険が及ぶため、作成者が誰なのかも一切公表できないと云います。
でも、アメリカの特許権って調べたら20年で切れるらしいです。
特許権の有無よりも隠蔽の理由が怖いのかも知れないです。
この動画は1年前にYouTube上にUPされたもので385万回再生されています。
ところが、この動画の後にまた更に関連動画が出て来て、なんと極最近投稿された動画です。
「Liberty Engine 2」となっていて「Liberty」は「自由」と云う意味ですから直訳すれば「自由エンジン2」。
何となく同一人物が作成した感じで、発電機自体同様に2つのモーターではありますが改良された感じでベルト駆動からダイレクト駆動になったみたいです。
始動方法はモーター軸に紐を巻いて引っ張って初期回転させるなど始動のやり方が同じなので多分同じ人が作った物と思います。
これで2kWもの電力が得られるらしく、電化製品を3つ同時に使っても全くモータは止まることなく発電し続けています。
フリーエネルギー発電と云えばエジソンの助手だった二コラ・テスラが発明したフリーエネルギー発電が有名ですが、エネルギーの全てを石炭石油などに頼っていた当時はその巨大な利権を奪われる大発明だったため、隠蔽されて世に出せなかったと云った話が有名です。
そもそも「電気」を本当に発明したのはエジソンではなくテスラだったと云われています。
エジソンはズルな訳です。(手柄の横取り)
フリーエネルギーって今だって隠蔽状態だし同じ状況ですね。
それが本当なら、そんなほんの一部の金儲けの人の利権などやめさせて早くこのフリーエネルギーを世に出してほしいですね。
家庭に一台あれば昼も夜も電気代ただの時代の到来です。
そんな事を思っていたら、この最新動画の件をニュースとして流している動画を発見しました。
この動画に中で工場らしき映像が出て来ます。
これが単なる参考映像なのか、本当にこの「自由エネルギー発電機」の製造工場なのかは分かりませんが、世の中に登場する機会は意外と早いのかも知れません。
2年前にたまたま見た動画では既に200軒程を賄えられる家庭用地域電力を作れるコンテナタイプの可搬型フリーエネルギー発電装置を開発中(アメリカ)だと云うのを見ましたが、その動画内ではコンテナの中身は公表されませんでした。
ただ、会社名は公表されていて日本にもその会社は実在してその時HPも確認しましたが、確かに補聴器の充電電力を商用電源や電池無しで永久に充電できると云う製品を出していました。
なんと言う会社だったか思い出せそうで思い出せません。
エナジーなんとか???なんとかエナジー???
何れにしても、これが本当なら凄い流れが来ています。
なお、上記3本の紹介した動画は全て英語での説明ですが、YouTubeの自動翻訳を「日本語」にすれば、日本語の字幕が出ますから興味があればじっくり解説を読んで理解してみてください。
全ては疑いの目で良く見た方が面白いと思います。
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ただ、この動画をフェークだと主張する動画も有ります。
理論上の説明だけで実際に同様なモーターを使った実験ではありません。
全く別な人が同様な方法で実験してフリーエネルギー発電している動画もありました。
(こちらの動画は日本語字幕出せません)
また、下記動画では別な人が種明かし的なコンデンサーを使っての実験動画です。
本当に最初の動画はフェークなのでしょうか?
さあ貴方は信じますか?
現物が実際に目の前に現れてから信じても問題は無いかも知れませんが・・・