今年は何かと番狂わせがあり、何時もの日光参拝が2月末の昨日になってしまいました。
3連休なか日ですから混むんだろうな。
そうは言っても、家を出たのはいつもの8時。
9時頃には着く予定でしたが、ずっと遅い車が前を走っていたので着いたのは9:20。
例年なら輪王寺の駐車場に停めますが、行ってみると今日は一般車両は駐車できないと言われてまた手前の600円の駐車場に戻って置きました。
でも、その駐車場もあれよあれよと言ってる間に満車状態。
あとの人は更にその下の1000円の駐車場に置くしかないですね。
9時を過ぎると、ホテル等の宿泊客も動き出す時刻になるので、時間との勝負です。
先ず最初に行くのは駐車場に一番近い輪王寺の護摩堂。
ここで、11時からの護摩の受付を先にやってしまいます。
それから参道を上って行って、東照宮の方向に向かいます。
この鳥居の左には五重の塔。
流石に3連休だけあって、東照宮に入るお客さんがチケット売り場に沢山いました。
私たちはそれを横目に左に向かいます。
皆さん、神社にはあまり興味が無い様で・・・
この奥が「日光二荒山神社」になります。
なぜ、「日光」って頭に付けるのかというと、同じ県内の宇都宮にも同じ字の神社があって、そこと区別するために「日光」を付けるようになったそうです。
でも、そもそも呼び名は違うんですよ。
日光は「ふたらさんじんじゃ」宇都宮は「ふたあらさんじんじゃ」
名称の由来も違うようです。(日光の神社は男体山の旧名が由来)
先に進むと、この通路中央付近にパワースポットがあり、その先に門と鳥居があります。
正面の鳥居はここではなくこの先の境内左奥にあります。
門に入ってすぐに昨年からここにお目見えした「大国様」がいます。
昨年も書きましたが、ここの「だいこく」さまは「大黒」ではなく「大国」です。
本来、社殿左手のところに「大国殿」があります。
背中には大きな袋をぶら下げていてそこに触ったり、腕に掛かっている麻に触れると、何かとご利益があるそうです。
その脇にはこんな看板が・・・
日本らしい現代風のアニメ風キャラですね。
で、社殿に到着。
これが、「下野国(しもつけのくに)」の「一之宮」、「日光二荒山神社」です。
男女に関係なく人との良い縁を作ってくれる神様です。
神域(境内)は男体山などの日光三山を抱えて、伊勢神宮に次いで広い神域だそうです。
予定より時間が遅くれてしまったので、ご祈祷の受付入り口にさっさと行きました。
9:50に着きましたが、10時からご祈祷頂けるという事でラッキーでした。
でも中には沢山の観光客が居ましたが、皆さん御朱印を頂く方ばかりで、今年もご祈祷は私たち夫婦のみ。 貸し切り状態です。
殆ど待たずに本殿に向かい、この一年の安全と健康をご祈祷頂きました。
毎年、いろんな禰宜さんに祝詞をあげて頂きますが、今回の方は今までになくすっごく丁寧な祝詞をあげて頂いたと思えました。
終わってから、妻も同じ事を云ってました。
言葉自体は同じだと思うのですが、何かが違いました。
意外と早く終わったので、周りを散策。
今年の初物。
金色のピカチューか?
来年以降もずっと有るのかな?
それと、数年前に作られた獅子。
そして、今回も左手奥の有料参拝の場所に入りました。
(ご祈祷を受けると無料券を頂けます)
入ってすぐのところに「高天原(たかまがはら)」があり、3年くらい前に伐採された太い杉の木の株には新たな杉の苗が植えてありました。
また、この木が500年1000年と成長を遂げるのかと思うとすごい事ですね。
そして、最初に出て来た「大国様」の大国殿があります。
その脇には輪投げがあって、私は昨年に引き続き今年も一つ入れました。
運気良好!
その奥に若返りの泉があります。
指の腱鞘炎が直るように指を清めて来ました。
そのすぐ近くには500年の杉の木の胎内くぐりです。
帰りがけに「化け灯籠」を見ました。
夜になると妖怪に形を変えたと伝えられ、それを見た侍が恐怖のあまり刀で切り付けたと言われていて実際に刀による切り傷が沢山付いているので有名です。
縁を拡大するとよく分ります。
重要文化財になっています。
さて、いつもならこの後、輪王寺に行ってそのまま帰るのですが、今年は妻が市内を散策したいと云うので初めて市内の散策をしました。
次回。