29日温泉から楽しく帰ってきた間も無いころ、年賀状の作成に取り掛かろうとして作業を始めて1時間ぐらいしたら、急に処理が遅くなり、10分後には二進も三進も行かなくなりました。
仕方なくリブートしたは良いが、Windowsが立ち上がった所でHDDへのアクセスしっぱなし状態で何も動かない状態に陥った。
セーフモードで上げると、その前段でCLASSPNP.SYS というファイルの読み込み時点でハードディスクアクセスしっぱなしで何度トライしても同じであることが判明。
もう一台のPCでネット検索かけると、出てくる出てくる。 事象的には大きくHDD不良の場合とUSBデバイスの一時的な不具合らしい。
早速、SSDを別なPCのSATAに接続してセクターエラーの有無確認。
QuickScanを掛けたが異常は無かった。 時々掛けていたので、当然と言えば当然だったのだが、詳細スキャンを掛けたら不良セクターが数えきれないほどあった。
仕方ないので、可能な限りデータの救出に当たったが、全部で84個のファイルが消失してしまった。
このSSDは128GBで、Cドライブ専用にしていたのでシステムファイルが殆ど。 このHDDはもう使い物にはならないが、念のため checkdsk :p /f を掛けてみた。 すると、すべての不良セクターが代替えセクターに置き換わったので、ハード的なリードエラーは無くなりOSは立ち上がるようになったが、やはり不良セクタに位置したシステムファイルを使うアプリケーションは、動作がおかしくなる。
最悪の状態に愕然。
29日の夕方、アマゾンの「お急ぎ便」で代替えのSSDを購入手続きをした。 30日に届くと書いてある。
嘘で元々と、翌日を迎えたが、夕方4時ごろ本当に届いた。
嘘みたいなほんとの話。 この年末に翌日配達!!
事前の技術的調査や、手順について十分考えた末に、RAID1 でCドライブを組むことにした。
深夜3時までかかって何とか大筋は完了。 今朝になり、作業再開・・・・・。。。???
既存でRAID10を組んでいた6TBのフォルダが見当たらないことに気が付いた。
またか!?
いや、でも、BIOS上では問題なく今回新たに組んだRAID1と既存のRAID10が間違えなく正常に見えている。 しかし、オンライン上ではRAID10の4本のHDDは未使用ディスクとして未フォーマット状態で見えていた。 胸はドキドキ、冷や汗たらり。。。
あせるな焦るな・・・ BIOS上はOKなんだから・・・ 頭をひねりにひねった末、RAID管理を行っているインテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー のバージョンの違いを発見。 BIOS上とオンライン上のバージョンが違っていた。 BIOSが10.5.0.1034 オンライン上では10.1.0.1008だった。オンラインOS上のバージョンが古い。
以前にバージョンを上げたので、BIOS上はそのバージョンになっているが、現在のオンラインでのOS上にあるバージョンはOSインストールの際にDVD内にある古いバージョンがインストールされたからだろう。
ネットで、BIOSと同じバージョンのファイルをGETしようとしたが、インテルのHPにはすでにダウンロードできない状態になっていた。 そこで、拾えるだけファイルをコピーしていた事が役立った。 以前にダウンロードしたインストールファイルがその中にあったからだ。
早速そのファイルでオンライン上のラビッドのバージョンを上げて再起動したら・・・・
出てきましたよ~~! 秀樹!感激! ってやつです。
その後、最新版のバージョン(11.6.0.1030)にしましたが、問題ありませんでした。
更に完全復旧に向けて今日の18時に無事復旧。 やっと年賀状も出来上がった。
所で、最新のSSDはすごい。 950MB/secも出る。壊れたSSDの倍のスピードだ!
まとめ。
・エラースキャンは詳細で掛けないと何の意味もない場合がある
・「ラピッド・ストレージ・テクノロジー」は、OSを入れ替えた場合にはBIOS上の「ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のバージョンより新しいバージョンにしないと、オンライン上では既存のRAIDが崩れたかのように見える場合がある。(ネット上にもこのノウハウは出てこなかった貴重なノウハウ)
お陰様でまた一つノウハウが積まれました。
えらい年末でした。
でも、よく考えるとこの長期休みの期間での故障だったからこそ良かったとも言える。 視点を変えれば何でも良くなるわけ。 また一年間これで行こう!