「焼きそば」この響き、侮るなかれ。
私の故郷の街には昔、焼きそば専門店が自分が知る限り3軒ありました。
メニューは「焼きそば 大・中・小」それだけ。
メニューは「焼きそば 大・中・小」それだけ。
小学生の時から食べていました。
確か150円とか200円くらいでした。
みんな小さなお店で駐輪場を営んでいたりして、その傍らで趣味でやってる感じで3軒とも70歳台くらいのおばあさんとおじいさんが営むお店でした。
店内は狭くて小さなスチール足のオママゴトの様なテーブルが4つくらいと座面が丸くて真ん中に穴の開いた緑色や赤い色の椅子。
店内は飾り気全くなくコンクリートの土間と壁だけ。
そんなお店で戴く「ソース焼きそば」。
水無では喉が詰まりそうなパサパサした細麺の焼きそば。
凄くおいしかった!
でも、なんであの街にはあんなに焼きそば専門店が有ったのだろう?
普通の中華屋のメニューにも必ずソース焼きそばが有って、似たような味付けでした。
でも、今は昔・・・
食べたくてもそんなお店はその街にはもう無い。
先日ブログした「竜門の滝」に行った時も、車の中で妻と「また食べてみたい」そんな話をしていました。
でも、今住んで居る所から近い場所の中華屋さんのソース焼きそばがとってもおいしいです。
昨日は、幼なじみの所に遊びに行った帰り道に寄るつもりでいました。
ところが!!
途中でネット確認すると「水曜日定休」
ガーン!
拭て腐って、なぜか一度も通った事の無い道を行って、丸亀製麺のうどんを食べようかと決心。
何時もは右折するところを真っすぐ行くと、見たこともない風景の街並みを見ながら進んで行ったところ。
T字路を通過する時、微かに目の視界に入りました。
「焼きそば専門店」の看板
えーっ、専門店?
その先のパチンコ屋さんの駐車場でUターン。
戻ってみると・・・

へ―っ! ちょっと古そうな店構え。
昔の故郷の焼きそば屋さんみたい。
ふーん。

メニューは三品だけの様です。

とりあえず無難に「屋台のソース焼きそば」の大盛にしました。
大盛でも、たったのワンコインです。
最近のらーめん事情に比べれば激安です。
入った時にはお客さん一人いましたが、流石に1時を過ぎていたので私だけになりましたが、あとからあとから持ち帰り注文の方が来ていました。
焼きそばなら、持ち帰りも楽でいいね。

暫くして・・・
ジャカジャン!!

うわー!
屋台の焼きそばのバージョンアップ版って感じ。
良い香り。
味は思ったとおりの味。
でも故郷のソースの味とは違う。 でも、おいしい。
食べ終わる頃聞いてみた。
「通りすがりで入ったけど、昔から有るんですか?」
すると、今年6月から始めたばかりだと云う。
30歳台くらいのご夫婦の感じです。
このコロナ渦真っ最中の開店とはさぞ大変だったことでしょう。
「また来るね」と云ってお店を後にしました。
今度来た時には普通盛りで二品食べよう!
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しかし、望めば現実化することが最近私の目の前では頻繁に起きている。
この日、「星空観察会を10月から開催するので準備をして欲しい」と市の施設の所長さんからも連絡が入って何かと忙しくなる兆しです。
ビデオ収録依頼も増えたし、おちおちブログ書いている暇が無くなるかも知れません。
この展開に驚きっぱなしです。