先日、3000円程度のアルミケースを買ってきました。
このケースはビデオカメラを収納するケースとして15年近く前から既に4つも持っていますが、以前は中に中蓋のプラスチックの小物入れが付いていたのですが、今はそれが無くなっています。
金額ももしかするとその分安くなっているような?
外観は全く変わっていません。
さて、このケースに入る物って何でしょう。
入れる物がシックリ収まる様に仕切りを作りました。
本来なら硬質のスポンジみたいので作るんですが、今回はアマゾンの段ボールが有ったので、それで作ってみました。
先ず、最初にティッシュペーパーの箱を2つにカットして相互にはめ込んで中には段ボールをジグザグにして入れて強度を持たせたものを作りました。
この箱の厚みの寸法が丁度良かったんです。
次に段ボールを何枚も張り合わせて高さを調整して溝などを作りました。
それをアルミケースに入れます。
そこに、ある製品が入って来た段ボールを加工したものを挿入。
そこへ、こんなものを入れます。
更にこんな物も入れます。
最後にこれです。
なんだ?これは?
ケースを逆さにでもしない限り、全ての部材は静かに収まって持ち運びが出来ます。
このような状態にすることで、現地で使い終わった後に部材の一部を置き忘れて来たとかすることを防ぐことが出来ます。
何かが無い事が一目で判断できますから。
こういう整理って大切ですね。
ビデオ撮影現場で8カメと録音機材を一人で設置、撤収しますが、扱う資材点数が半端なくて、しっかりと整理してないと撤収時に何が無くて何が有るのか分からなくなりますから昔から身に付いた癖です。
ところで一体何?
7月11日のブログで彗星の記事を書きました。
もう、これは以前から欲しかったアイテムなんです。
彗星の話題を理由に、政府からの例の10万円の残りでその日に注文しました。
で、7月13日(月)にめでたく納品となりました。
これは、「スカイメモS」と言って、星の写真を撮るときに使うポータブル赤道儀です。
今までは、日周運動に合わせた長時間露光撮影時は望遠鏡を使わなくても望遠鏡用の赤道儀を持ち歩いて撮影していました。
しかし、望遠鏡用はその性質上頑丈に出来ているため、もの凄く重くて設置も大変です。
そこで、市販の三脚に取り付けて手軽に使えるポータブル赤道儀が欲しかったんです。
歳を取って来ると、どうしても重いものは敬遠したくなります。
で、早速中身です。
本体と、オプション(右側)のアリ型プレートとバランスウェイトも同時に購入しました。
お手軽と言っても、極軸望遠鏡も内蔵され、かなり高精度な極軸合わせが出来ます。
望遠レンズでの撮影も結構出来ると思います。
結局撮影精度は三脚部に掛かって居ると云っても過言ではないと思います。
また、三脚部の東西方向の水平出しが重要ですが、その点ビデオ三脚にはボールレベラーが付いていて三脚部が傾いていても、雲台部分の水平出しが凄く容易に出来るのでこの三脚を使う事にしました。
使用する時の状態はこんな感じになります。
三脚部の歪みなどは殆ど無いです。
この赤道儀だと、何なら小型の望遠鏡を搭載することも可能です。
この赤道儀の電源は単三電池4本が本体に入る様になっています。
それと、外部電源としてUSBケーブルでのモバイルバッテリー5V供給も可能です。
でも、USBミニBタイプのUSB口になっているのが製品開発時の古さが感じられます。(2015.4.21発売開始)
2017年発売のスカイメモTはUSBマイクロBになっています。
スカイメモTはより小型になって小型カメラでの写真撮影に特化していますが、バランスウエイトの有無や堅牢性などを考えると、満足できない可能性があるのでSにしました。
追尾撮影時にはワザと東西のバランスを崩して駆動系のガタが影響しないようにしますが、バランスウエイトなしで限度を超えると今度は三脚部の歪みの影響が出て来ますから、撮影を失敗しないためには大切な事なんです。
風景と星の両方をほぼ鮮明に写すための日周運動の半分の速度に出来たり月の動きに合わせたり多様なモードがあります。
それと、タイムラプス撮影機能も有って、ニコンとキャノン製のカメラのシャッター制御が可能らしいです。(ひとつ前の写真の「snap」って書いてあるジャックがそれです)
私はSONYなので、自作の赤外線シャッターコマンドで制御しますけど・・・
とにかく、使い方次第で天体だけでなく地上風景を自動パンニング撮影したりも出来ます。
とても面白そうです。
また楽しみが増えました。
早速、昨晩の彗星撮影に持って行きましたが、彗星が結構明るくて赤道儀での追尾が不要でしたが、家に帰って来て彗星のブログ投稿後に
夜空を見たら快晴状態で天の川も見えていたので2時30位までテスト撮影しました。
結果は別途ブログします。