先日ブログしたシリーズですが、パスタノーゲンの主成分であるトウガラシチンキは作ったものの、そのままでは患部に塗りづらく何か良い基材は無いかと迷っていました。
パスタノーゲンの何が一番使い易かったかというと、患部に塗って良く擦り込むとベト付きが全く無くなり、サラッとした感じでとっても気持ちが良かったことです。
それでいて、効果は変わらずでしたから・・・
いろいろ調べてみると「ワセリン」は刺激が少なく、他の成分に影響を及ぼさないため、化粧品や各種塗り薬等の基材になっているようです。
ただ、石油製品らしく、精製の純度が悪いと油やけ等を起こす可能性があることから、「ホワイトワセリン」と言われる品質の良い物を使う必要があるそうです。
この件は、会社の近くの西五反田薬局さんに相談した際に「ホワイトワセリンが良いですよ」との話から調べて分かりました。
先週頼んでおいたその「ホワイトワセリン」を今日受け取って来たので試しに「パスタノーゲン代替品1号」を作ってみました。
●パスタノーゲン代替品1号の作成
ワセリンは常温では固まっているのでこのままではトウガラシチンキを混ぜることが出来ないので、お湯にワセリンを入れた器を浮かべて液状にします。
そこに、作ったトウガラシチンキを入れて良く混ぜます。
暫くすると、常温に戻って再固形化します。
ハイ!出来上がり。
ついでに、こんなものでも作ってみました。
●パスタノーゲン代替品2号の作成
家に有ったYuskinというクリーム。
これを適量容器に入れ
同様にトウガラシチンキを小さいスプーンで3杯入れました。
良くかき混ぜて出来上がり。
これで、1号と2号が完成です。
昨日から背中の一部の筋肉が痛いのと、右手首の外側が先週辺りから痛みを感じて居たので早速塗ってみる事にしました。
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先ず、第1号から
背中は手が届かないので、妻にワセリンの方を塗ってもらいました。
10分もすると、少しぽかぽかして来て良い感じです。
塗ってもらったところを手で触ると、少しベト付きはありますが、それほど酷くはありません。
ちょっと、背中の写真が撮れないの映像はありません。
次に、右手首には2号を塗ってみました。
適量を取って患部に塗りつけて
良く擦り込みます
少し擦り込むとベト付きは殆ど無くなり、10分程したら乾燥した感じで全くベト付かなくなりました。
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ベト付きの感じからすると、ホワイトワセリンよりもYuskinの方がサラサラ感はあります。
また、作る際も断然Yuskinの方が手間が掛かりません。
あとは、肌に異常が出ないかとか、保存性とかはこれから検証してみたいと思います。
今回は、試作として極小容量を作ったので、保存性を確認する前に使い切ってしまうかも知れませんが、意外とトウガラシチンキのまま保存して、少量ずつワセリンやYuskinに混ぜて作った方が良いかも知れません。
背中と、手首の痛みへの効果は明日には結果が出るんじゃないかと思います。
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なお、「いちこ」さんから頂いた情報の「ミツロウ」は、今回入手できなかったので、またその内ためしてみたいと思います。