10月に入ってからキッチンのシンク下の鍋を取り出すのに引き出しを開けると、どこかカビ臭い。
気にはして、何度か引き出しの所にある鍋以外の物を見たりもしましたが、特段カビてるような物はなく、約3週間。
ん~、でも今まで13年間、一度だってかび臭くなったこと無いのに「おかしい」。
おかしい事はおかしいと正しく認識しよう!!
という事で、徹底的に原因を調べ始まって、間もなく・・・
今までスライド引き出し奥の空間は暗くて良く見えなかったのですが、なんか床が濡れてる~!!
大きなスライド式の引き出しを外してよく見てみよう。
雑巾で拭いてみましたが、ご覧の様に一部塗装が剥げて傷んでいる様にも見えます。
詳しく調査してみると、木材が腐ったりしている状況ではなく、化粧板の表面の塗装が少し傷んだだけでした。
まだ大丈夫!!
このまま少し様子を見ましたが、水道の水を出しても止めても一向に水滴が落ちる事が無く再現しません。
蛇口の可動部分のパッキンが劣化して水がホースなどを伝って落ちて来るのかなぁ?
濡れた床の所から真上を見るとこの長い金属のホースが穴から出ています。
こりゃなんだ??
これは、シンク周辺を洗い流すための延長ホース。
こんな感じに伸びます。
そ、その時。
チタッ、チタッ・・・
この白い物体と金属製ホースの繋目から水滴が落ちました。
確認すると、ホースの付け根のネジが緩んでいて、ホースを動かすと傾き具合で水が漏れる様です。
しっかり閉めたら出なくなりました。
念のため、ビニールテープで養生しました。
さて、床の方は今後の事もあるので徹底的に修繕しておかないと・・・
ドライヤーで徹底的に乾燥させ、更に1時間サーキュレーターで送風して完全に乾燥させました。
その後、水性塗料で隙間の奥まで塗料をぬり、更に充分乾燥させ
最後に白のラッカースプレーを吹き付けて現状復帰。
でも、あの隙間気になるよねぇ・・・
コーキング剤で塞ぎました。
更に今後また別な要因で水が落ちる事も考えられるので、紙パックで水受けを作りました。
ストライクゾーンが広くなるように横方向も観音開き風にしました。
完璧!
これで、時々中を確認して水漏れチェックが出来ます。
これで完璧か!!・・・
続きになっている隣のスペースも確認したら・・・
引き出しレールの周辺に赤錆の粉が沢山落ちていました。
既に拭いてしまった後でありませんが、床が赤茶色になっていました。
その原因はこれ。
レールの上のスライド引き出し部分の骨組みが錆ていて、引き出しを動かす度にここから赤錆の粉が大量に落ちていた訳です。
今、写真右側の錆を落としている最中の写真です。
綺麗に錆を落としましたが、そのままではまた直ぐに錆びます。
そこで、塗装することにしました。
良く乾燥させて、翌日にまた2度塗り目をして乾燥させて完成には3~4日くらい掛かります。
そんな訳で、突然発生した修繕で一日が終わってしまいました。
シンクが使えず、昼飯は3時近くになってしまった。
でも、シンク下の底板が腐ったりせずに済んで本当に良かったです。
お宅のシンク下、大丈夫ですか?