あれだけ若狭で楽しんできたのにまだ出かけ足りないのか!とお𠮟りを受けそうですが・・・
今咲く花は今しかない!とやんたんに行ってきました。
と言うのも、少し遅いかと思いましたが、ミカエリソウの群生が残っていないかと思ったからです。
(一昨年は11月初めにまだ綺麗な花が残っていました)
あわよくば、走りの紅葉はないかな~と。
集落や林道の様子は散々投稿してきたので、今日は花中心にダーッと並べてみました。
さて、ミカエリソウは見られたでしょうか。
珍しい花が少なかったので、久しぶりに「花の名前は後に書く方式」にしました。
最初はこちら。ハナゴノスガタですが、花の時期は純白です。
アジサイ?いえいえ、こちらはノリウツギ(アジサイ科)です。
普通花後は茶色になりますが、赤が綺麗でした。
お次は集落を流れる小川の縁に咲いていました。なぜか年中見られます。
ヤナギハナガサ(クマツヅラ科)ですね。地元ではアレチハナガサは見られますが、ヤナギの方は一時で消えました。
こちらは簡単すぎですが、今一番綺麗です。
ヒメツルソバ(タデ科)です。
どこにでも咲きますが、やはり水辺が似合いますね。
この間、ホームセンターで150円でポット苗が売っていて驚きました。
その辺の株を抜いて商売しようかしら(笑)
お次もまだまだ綺麗に咲いている花。
右の方の緑の群落にポチポチ星のような白い花が見えます。
やんたんでは普通のピンクタイプの他、赤い花もありました。
こちらは花が開いていませんが、むしろ一般的かも。
お分かりですね。ミゾソバです。
こちらのピンクののミゾソバは花が結構沢山開いていますが、花が細長いですね。
後ろには、ほとんど白のミゾソバも。
川辺も秋ですね~と思いながら歩いていると、ややや、こんなところにも!
「ラーメンのような」この植物は・・・
可哀そうに、ネナシカズラ(ヒルガオ科)がミゾソバを覆い尽くしています。
前にクズとの勝負では相打ちでしたが、ミゾソバの方が負けそう・・・
ちなみにネナシカズラの花言葉は「下賤」だそうです。
依存か何かと予想していましたが、さらにひどい言葉でした。
ようやく集落を抜け、工事中のエリアを通り抜けます。
そこには、いの一番に繁殖するこちらの花。半分は綿毛になっています。
ベニバナボロギク(キク科)ですね。
名前はボロですが、花はおちょぼ口みたいで可愛いです。
こちらの花言葉は「大切なのは外見より中身」なんだそうで・・・ボロは着てても心は錦~♫
こちらは前に花を載せたことがあります。
今は、粒々が連なったような実が沢山付いていますね。
ヤブマオ!と答えたいところですが、葉がヤブマオと違って細長いです。
その名も、ナガバヤブマオ(イラクサ科)。
この辺りでよく見られる木。実が黒く熟していました。
鳥がよく来る実なのですが、今回は全然。ガッカリでした。
枝に棘が沢山あるのが特徴的です。
これだけでは分かりませんよね。こちらはタラノキ(ウコギ科)の実です。
鳥が食べて種をまき散らしているのでしょう。多いです。
あれ、あそこに見える赤い実は何でしょうか。
錆びた針金のような赤茶色の柄に、楕円形のツヤツヤの実が付いていますね。
少し引いて撮るとこんな感じ。こちらはカマツカ(バラ科)の実ではないかと思います。
松江の先生の図鑑で見ても、果柄にいぼ状の皮目が多いと書いてありますし。
やっと林道の入り口まで来ました!
さて、前に来たときこの辺りにびっしりと咲いていたはずなんですけど・・・
ガーン。
すっかり終わって、びよ~んと伸びた緑の穂が残っているだけでした。
そう、これがお目当てだったミカエリソウ(シソ科)のハナゴノスガタで、花のかけらもありませんでした。
まあ今の時期だったら仕方ないのでしょうけど、一番上の方だけでも残っているかと思っていたのに!
来年は10月に行かなくては・・・
ということで前半戦は終了。
後半は明日!
【撮影:2022/11/6 宇治田原町】
若狭旅の投稿で少々気力を使い果たしたので、今日はのんびり鳥さんネタです。
読んでくださった方もお疲れかと思いますので、どうぞぼーっと眺めてくださいね。
わが家のハナミズキ、今年は大豊作。
雨も少なかったので、紅葉が始まっても実はしっかりと付いていました。
そんなある日、お散歩から家に帰ってくると、ハナミズキの枝からチリチリッと小さな声。
そして、動く影が・・・
立ち止まってそ~っと眺めていると、やっぱり!
二羽のメジロがハナミズキの実を食べに来ていました。
少し離れたところから望遠で撮った写真がこちらです。
どっから食べようかな。
齧ってもぐもぐ。
あんまり見ないでよ。
あら、写真とってるの?このポーズはどうかしら。
そこへ私の姿を見て少し離れたところに移動していたもう一羽が合流。
ちょっと撮りにくい場所でしたが、なんとかツーショット写真をゲット!
目元も綺麗で、色艶もよく元気そう。
この他にもメジロが数羽ご近所をウロウロしていましたが、いつもわが家の庭に来るのはこの二羽です。
これからの季節、サザンカなどの蜜を吸いに来てくれるでしょう。
冬のお楽しみです。
そこへ、頭の上からギュルギュルと騒がしい鳴き声。
あ、あれは! 見上げると・・・
やっぱり~、沢山のムクドリが電柱のごちゃごちゃしたところに止まっていました。
家の横にある電柱にも。
どうもムクドリはこのごちゃごちゃしたところにみんなで止まるのが好きみたいです。
ちょっとアップで撮ってみました。
胡麻塩頭は相変わらずですが、ちょっと東洋系の顔立ち?
お~こちらはお目目パッチリの美形ですね。目が大きいのは若鳥だから?(適当な意見です)
この次の日も沢山のムクドリが来ていました。
しばらくするといなくなるので、わが家がムクドリの移動の通過地点になったかもしれません。
そういえば、以前電柱の下に大量の落とし物をされたことが・・・
犯人(犯鳥)は多分ムクドリですね。
最後に、今わが家に咲いている花を・・・と言いたいのですがほとんどない!!
名残のニチニチソウ
思い出したように咲く、貰い物のワイルドストロベリー
返り咲いているタツナミソウ
今年はあちこち大豊作のナンテンの実
そして、何度抜いても生えてきてついに根負けしたセイタカアワダチソウ。
ガレージのすみっこでついに綺麗な花を咲かせました。
今のわが家の庭はこんな感じ。
大きい木があるので、シジュウカラやヒヨドリも時々羽を休めに来ています。
もうすぐ剪定するので、ショックを受けるでしょうね~
【撮影:2022/11中旬 自宅】
全国旅行支援が始まり、どこの観光地も人が押し掛けているそうです。
今回も本当は5,6日で泊まりたかったのですが予約が取れず、4日を半日お休みにして3,4日に行きました。
私が若狭に泊まったのは今を去ること40年以上前、小学校の修学旅行です(笑)
その後何度も行きましたが、日帰りばかり。
念願かなってようやくゆっくりできました。
さて、今回泊まったのは久々子湖の近くです。
着いたのがもう日の入り間近の16時半頃だったのですが、少しだけ歩いてみることにしました。
右も左も分からないので、フロントで「この辺りで散歩できる場所はありますか?」と質問。
すると、手作りの地図を渡され、親切にマーカーを引きながら説明してくださいました。
一人旅の人も多く泊まる宿のようで、とても有難かったです。
まずは湖沿い。黄色い花が目に付きました。
こちら最初アゼトウナかと思いましたが、葉を見るとヤクシソウでした。
久々子湖畔にあった神社。
花はやはり白いノギク。シロヨメナでしょうか。
なんとオヤマボクチを発見!実は野生下でみるのは初見です。
そんなこんなでもう夕暮れ・・・
海辺も近いのですが、翌朝にすることにしました。
夕食にはたっぷり海の幸をいただき、気持ちのいい温泉にも2回入りました。
ということで翌朝です!
予報では朝から雨ということでしたが、6時半時点ではなんと晴れていました。
ラッキーです!
まずは、海辺へ向かいます。
途中、お地蔵様と石碑。こちらは、美浜からアメリカに出稼ぎに行った人の功労を称える碑でした。
お地蔵さまは六地蔵かと思ったら、手前に一体追加されて七地蔵でした。
海に到着。最高!
波が朝日でキラキラ・・・
反対側の遠くに鳥居が見えました。あそこまで歩いて見ましょうか。
またお地蔵様です。こちらも七地蔵。
岩の上に根を張った木。ど根性ですね。
こんな遊歩道を進みます。
(こちらは、前日にフロントの方に勧められた道です)
この辺りからツワブキが点々と咲きはじめました。
海辺と言えばツワブキやね。
と思いながらさらに進むと、さらに沢山咲いている場所が・・・
しかも、花が丸く咲いている!
他の方の投稿で昔見たことがありましたが、実物は初めてです。
夢中で写真を撮り続けましたが、早朝なので、色が変~(泣)
コマユミも見つけました。
ようやく鳥居が見えてきました。
神社かと思ったら、大師堂でした。
お大師様にお参りして・・・
横手から海をみます。
先ほど歩いた海岸が向こうの方に見えます。ここにもツワブキが・・・
おやあの木は・・・
やっぱりトベラでした。南の方の海岸のイメージでしたが、日本海側にも生えていました。
ねとねとの実です。
お大師様の銅像もありました。
遊歩道はさらに海岸沿いを先の方まで続いています。
朝ご飯も気になりましたが、もう少し行ってみることに・・・
遠くに見える赤い鳥居が気になります。
お~、岩に穴が開いていますね!
これで白波がザッバーンと打ち寄せたら迫力があるのでしょうけど、穏やかなものです。
遊歩道沿いを岩がごろごろするこのような景色が続きます。
この辺り、あまり知られていないようですが、十分パワーを感じましたよ~
それにしても、そろそろ朝食を食べに戻らないと・・・
ということでUターン。
その時見つけたのがこの白いキク科。
ひょっとして、これがワカサハマギクでしょうか。全く自信がありません。
リュウノウギクの変種とのことで、確かに花の感じはよく似ています。
でもどのサイトを見ても「デカい」と書いてありますが、それほど大きい感じはしませんでした。
これはハマナデシコの花後?なにもこんなものまで撮らなくても・・・ですよね。
大師堂まで戻ってきました。
朝焼けバックに鳥居が素敵!
来るときには見逃していたお地蔵様。こちらは五地蔵です。
というわけで、あとは急ぎ足で戻り、美味しく朝ご飯をいただきました。
若狭名物、ササガレイの一夜干し、絶品でしたよ~
この日は午後京都に戻って仕事しないといけなかったので、こちらにいられるのは半日。
雨も降りだしたので、舞鶴経由で高速で帰ることにしました。
運よく、舞鶴で薄日が差しだしたので、有名な赤レンガ倉庫に立ち寄り。
元軍港、今は海上自衛隊の基地がある舞鶴の歴史を語り出したら、キリがないので今回は写真だけ。
旧北吸浄水場施設からみた光景。この木がとても気に入りました。
早いお昼ご飯に海軍カレーをいただきました。
ということで、長々見ていただいた若狭1泊1.5日はこれでおしまい。
舞鶴は日本遺産(鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴)の一つに認定されています。
他にも見所が沢山ありそうなので、機会があったらまたゆっくり訪ねてみたいです。
【撮影:2022/11/3-4 福井県美浜町、京都府舞鶴市】
昨日は海や湖などばかりで、植物がありませんでした。
ということで、今日は三方五湖レインボーライン梅丈岳山頂公園で見た素敵な光景をご覧くださいませ。
その光景とは・・・バラです!
なんと、山頂にバラ園が作られており、行った時にはちょうど秋バラが満開でした。
バックが海なので、他では見られない美しさ。
平地ではもうすっかり終わってしまっているのに、まだまだ見所一杯。
今回は旅行途中ということで名前をメモしていないので、雰囲気だけお楽しみください。
他にも色々ありましたが、キリがないので。
個人的には、真っ赤と純白が気に入りました。
山頂を十分満喫したので、そろそろ降りて宿に向かうことにしました。
(無料の足湯もあったのですが、あまりに暑い日で熱中症になりそうだったので今回はパス)
リフトにも乗れたのですが、歩いて下りる道があったので帰りはそちらから。
それが大正解!
まずは白いノギク(シロヨメナ?ヤマシロギク?)がお出迎え。
白いノギクはあちこちに沢山見られました。
それと同じくらい沢山見られたのが、こちらのツルリンドウの実。
真っ赤で艶々して、食べちゃいたいほどです。
本当に沢山ありました。花の時期に行ってみたいです。
あとは名残のアケボノソウ。
まだ咲いているとは思っていませんでした。
アザミも・・・下を向いて咲く日本のアザミですね。
ということで、山頂公園、人が多くてどうなるかと思いましたが楽しかったです。
最後は、大きなタヌキ親子に見送られて、山頂公園を後にしました。
次回でなんとか終わらせようと思っていますが、大丈夫かな・・・
もう少しお付き合いください。
【撮影:2022/11/3 三方五湖レインボーライン】
鵜の瀬を出発し、目的地の美浜町まで国道27号線で行くルートもありますが、それでは海が見えない!
いうわけで、ナビさんお勧めのコース5を選択。
国道162号線から三方五湖レインボーライン経由で向かうことにしました。
この写真をみて、「また府道を行く?」と思われた方、ブブー。
こちら福井県なので県道です。
そこじゃないって!
お見せしたかったのは、この場所海からほんの少ししか離れていないのに、まるで山の中だということ。
そうなんです。
若狭湾は全国でも有数のリアス式海岸で、海岸線は複雑に入り組んでいます。
そして、海岸沿いから少し内陸に入るだけでこんな風な光景が広がっているというわけです。
私自身、ほんとうに海あるの?と半分疑いながら車を走らせていました。
ようやく海に突き当たるT字路へ。田烏という地名です。ここから国道162号線になります。
この坊やが見つめている先には・・・
お~、ついに海だ!
お天気が良かったので、最高に綺麗!
車を走らせていくと、海浜自然センターという施設があったので、こちらに駐車しました。
すぐ横が海で、下りることができます。
すごく綺麗!
水の透明度が半端じゃないです。
近くで咲いていたアキノキリンソウ。つい撮ってしまいます(笑)
ということで、青い日本海を満喫して、三方五湖レインボーライン方向に向かいました。
道の途中、両側に梅林が広がっています。
こちらの方は梅干しの名産地なんだそうです。知らなかった~
途中静かな水辺に出ました。こちらは海ではなく湖。
三方五湖のひとつ、水月湖です。お隣の三方湖とつながっています。
三方五湖は元々内陸部にあった湖が、海面上昇により海とつながったそうです。
水月湖は5つの湖のうち最大で、上部は淡水、下部は無酸素の汽水なんだそうです。
それを聞くだけでも神秘的ですよね~
5つの湖を上から全部みられるのが、三方五湖レインボーライン途中の梅丈岳山頂にある公園です。
梅丈岳にはリフトかケーブルカーで上ります。私はリフトを選択。
山頂からは、三方五湖と日本海の雄大で美しい光景を一望できます。
それではご覧ください・・・の前に、まずは位置関係を地図で。
5つの湖は全部色が違うと言われていますが、どうでしょうか。
では行ってみましょう!
最初は、日向湖・久々子湖・日本海です。
一番奥の広い部分が日本海、真ん中にちらっと見えているのが久々子湖、手前が日向湖です。
日本海です。
お次は先ほど横を通った水月湖と三方湖と菅湖。
手前が水月湖、奥の方が三方湖、菅湖はほとんど見えていません。
水月湖に遊覧船が見えました。クルーズできるようです。
気持ちよさそうですね~
菅湖が気になります。
こちらの写真で、中央奥側、手前の水月湖からくびれた先が菅湖だと思います。
(自信がない・・・)
それにしても山が紅葉モザイクになって綺麗ですね。
で、水の色ですが、私には日向湖以外全部同じ色に見えました。
ふう・・・湖のご紹介をしたところで、他の施設もご覧くださいませ。
こちらは「五木の園」。
なんじゃそれ?でしたが、五木ひろしが福井県出身と聞いて納得。
ここは恋人たちの聖地になっているそうです。
確かに、こんなところでデートしたら盛り上がりそうですね!
振り向くと、和合神社という神社まで。縁結びの神社
まずここでお参りをしてから、二人で「幸せの鐘」を鳴らすといいそうです。
ひとりで鳴らしたらどうなるのかな~
こちらはメヴィウスの輪。
終わることのないメビウスの輪のように、二人の愛が永遠に続くようにとのメッセージが込められているそうです。
ということで愛イチオシの山頂。
写真にもちらちら写っていますが、山頂には何カ所もテラス(休憩場所)があり無料で利用できます。
なかには、ごろんと寝ころべる場所もあり、空いていたら最高!
でもこの日は結構混んでいたので、座るのは諦めて・・・
あまりにも暑かったので、山頂のカフェでブルーソフトクリームをテイクアウト。
青い所は塩味でした!
この山頂の見どころは景色だけではありません。
そちらについては、明日ご紹介しますね~
【撮影:2022/11/3 三方五湖レインボーライン山頂公園】