ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

車遍歴5

2005-07-15 23:07:20 | どうでもいい話
嫁も免許証持ってるのね
でも、ほとんどペーパーでした。
しかし、教習車がマークⅡだったこともあり
うちの車運転するのに支障は無かったのね。

それで、たまーに乗ってました。

ある日、何か所用があり、車に乗ったそうです。
うちの近所は古い町並みが残っていて、結構細い道も
あります。


会社で仕事をしていると、嫁から電話です。

めったに電話なんかしてこないので
何かあったのか不安になりました。

「どうしたん」

「あのね~」

普段に似合わず妙に殊勝な言葉遣いです

「え?」

「怒らんと聞いてくれる」

怪しい!

怪しすぎます!

普段から人の言うことなど耳を貸したことも無い
ジュニア鬼嫁級暫定2位の女のいう台詞ではありません。

これは、なにかあったに違いないです。
壁に激突し大破させたのでしょうか
それとも
人の2~3人ひき殺したのでしょうか?

恐る恐る尋ねます。

「ど、どうしたん??」

「あのね~」

「う、うん・・・」

「車ね・・」

「う、うん・・」

「こすっちゃった・・」



「ほっ。な~んだ・・こすったんだ。」

こすったくらいでよかった~
わたしも運転はそんなにうまくないので
しょっちゅうバンパーこすってます。
だから、す・こ・し・くらいのこすりは
免疫ができてるし平気なんです。


「で、どれくらいこすったん?」

「え?え~っと・・・・・・・少し・・・・」


「少しだったら、いいじゃん。で、どこでこすったん」

「山手のほうの狭い道で、向こうからベンツが来てさ~
ぶつけちゃいけないと思って左に寄ったのね、そしたら、ゴミ捨て場の
ブロックがあってさ・・・・で、それが見えなくてこすっちゃった・・」


「あ、そう。それは仕方ないな~」
って、全然仕方ないなんて思ってないけど・・
とりあえずそういって

「じゃ、家にかえってから見てみるわ」

ということで、見分は帰ってからです。



さて、家に帰ったのはもう、10時か11時
相当遅かったです。

うちの家の駐車場、暗いのよね・・
で、こすったという左面を見たんですわ。
ところが、暗いし、左面の後ろには壁があって
よく見えなかったんです。
すると、助手席のドアに横に白い線が数本見えます。

それで、まあ、たいしたことないかな?
スプレーでごまかせるかな
と思いつつ、家に入りました。

「見た?」嫁の第一声です。

「見たよ」

「どう」

「う~ん、よく見えなかったな・・暗いし・・」

「ふーん」


「でも、あのベンツが悪いんだよ。あんな狭いところで寄ってくるんだから」

「それもそうだね」


ということで次の日の朝・・


明るくなった空の下、愛車マークⅡを再度検分・・



が~ん・・・・・・・・


昨日の夜白い筋に見えていたのは、筋ではなく

陥没・・・

よく見えなかった、後部のドアも

陥没・・・



こすった・・・

レベルを超えてます。

これをこすったと表現をする嫁に人間不信です・・

あわてて、嫁に言いましたよ

「これって、こすったどころじゃないじゃん!」

「だって、こすったんだもん」

「って・・・・・よくもまあこれだけこすれるな
すこしあたった時点で止めれないのか?」

「だってしょうがないじゃない、ベンツが来てたんだもん」

「う・・・」



結局、修理に出しました。到底自分で直せる範囲では
ありません。

修理代は、約30万円・・・

とほほほのほ






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コメント (1)
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