いじめの話その２

いじめの話（その2）

まあ、言葉によるいじめで、学級会で吊るし上げをくらって

親にまで怒られて謝りにいったとこまで話したんだけど



その一連の流れの中で未だにむかつくのが

学級会で吊るし上げられたのは、ふだんから勉強も出来ず

お調子に乗っていた連中ばかり。

わしや、田外君（お父さんが浮気して怒ったお母さんがアイロンで

お父さんのチンコを焼いたという逸話持ち）

なんかが糾弾の対象だったんだけど

いいだしっぺの久保田だけは知らん顔してるんだよね

先生もまったく久保田には感知しない

成績がいいからか親がうるさいからか久保田にはなにも言わないのね

もうそうですか？

久保田は無罪ですか

悪いのは馬鹿で調子に乗った連中だけですか？

って言うかんじでなんか釈然としませんでした。



ある学芸会のとき

劇をやることになったんだけど、配役を決めていて

主役とナレーターが残ってたんだけど

ナレーターっていいじゃん、せりふ覚え無くて良いし

舞台に出なくてもいいから、おれやりたかったんだ



先生が

「ナレーターやりたい人！」って聞くから

ハイ！って手を上げたら

久保田も上げてるわけですよ



で、先生はなんていったか

「ナレーターは舞台に出なくていいから、猫君にやってもらいましょう」的な

ことを言うわけですよ





「じゃんけんで決めたら？」とか

「多数決で決めたら」とか言うかと思ったら



いきなり指名されたんで拍子抜けですよ



どうも後から聞いたら、久保田くんに主役をやらせたかった

らしいのね



もうなんていうかな

口では、「みんな平等」とか「クラスの和」とかいってるけど

先生の好き嫌いか、親がうるさいのかしらないけど

ひいきするわけですよ

子供ってそういうのすごく見抜くの上手



まあそういうのを繰り返して

勉強していくんでしょうけどね


まあどうでも良いエピソードなんですけどね

つづく