家政婦か？

百科辞典

百科辞典


昔、貧乏な我が実家にもありました百科辞典

皆さんご存知でしょうか

今でこそ電子百科ということで
電子手帳に組み込まれたり
インターネット上でウィキペディアなんかが主流になってしまって
本当の百科辞典なんて皆さん知らないのではないでしょうか

昔は各家庭に１セットか２セットあったもんです
１セット１０巻とかで本棚を占拠してましたな～
あいうえお順だったり項目別だったりしました
各項目に写真や絵がふんだんに使ってあり
結構な金額だったんだろうなぁ
でも一家のステータスとして
百科辞典は必須だったのだな
狭い家なのになあ
懐かしいな
子供がこれを読んだら賢くなるだろうという
親の希望もあったに違いない
残念な子供は「ちんぽ」とか「生殖器」とかを調べるだけなのになあ
笑える
あと、転寝するときに枕かわりにつかってたな
漫画サザエさんのなかにも
転寝しようとしている波平が寝ながら本棚から百科辞典を枕にしようと
とろうとして、百科辞典が崩れて下敷きになるっていう
漫画があったわ
せっかくあっても宝の持ち腐れだったんだよな
すまんのぉ

しかし、暇なときにはたまに見ていたような記憶がおぼろげにあります
まあ４０年も前の話なのでカラーっていってもしれてるんでしょうけど
その頃は画期的だったんだよな
ちょっとググッたら今でも売ってるんだ
売れてるのかな
けっこう場所も取るしなあ
若い人には売れないだろうな

そういえば、１０年位前、会社の付き合いで断りきれず
セールスの人が来たときがありましたわ
会社の暇な連中が会議室に集められ
百科辞典のセールスマンのトークを聞かされました
付き合いなので、みんな話だけはおとなしく聞いてましたが
セールストークが終わって
さて、購入希望者は？って聞かれたとたん
蜘蛛の子を散らすように散会しましたな
泣いたな
セールスマンのおじさんが、百科辞典の一ページを開いて
そのページだけ持って振り回して
「こんなに丈夫な破れない特殊な紙に印刷してます！！！！」
「こんなに振り回しても落丁しないように丈夫に縫製してますうううううううう」
「見てくださいいいいいいいい」って叫んでたのが心の傷でのこってるわ
課長が見かねて一セット買ってたな
いい人だったな